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第61話

a memory from summer no.54 恋人編 その145(職場編 その47) またまたなんでそんなきつい発言を、 俊を諌めるのも忘れて俺は冷や汗をかいた。 青木さんがその発言をのんびりとかわし、 「 そうなんだよ、俺もそれ気になって聞いたことがあったな、職業変える理由になんだっけ? 教育が大切だと思うとかなんとか言ってたな、あの頃は 」 「 まぁそんな理由だよ 」 社会人を経験してから入ってくる教員は確かに何か違った雰囲気を纏ってる人が多いけど、確かにこの菅山先生はその違った空気が濃い。 「 シンガポールで、経験した何か、が、菅山に何か、を及ぼしたんだろうな~ こいつ見た目よりずっと純情だからね 」 カラカラと笑う青木さんをコーヒーに口をつけながら軽く睨む教頭先生。 黙って聞いていた俊をうかがうと、 「 さぁ、それで、どうします? 東京に帰るなら、多分このままみんな一緒かな? 」 「 は? 」 「 おれと菅山先生は一緒だけど、なんで俊と青山さんまで 」 「 え?気がついてない? 青山さん、菅山さんに呼ばれたんじゃないんですか? 」 「 え? 」なにそれ……… 「 うーん、まあ。俺ももう今日帰るとこだったんだけどな、菅山から連絡あって、もう1日付き合えってさ 」 「 まぁ、色々心配なこともあるし、 ねぇ、 」と俺を見つめる青山さん。 なんなんだ?この雰囲気は? この視線は、3人それぞれ違う視線を俺に浴びせる。 青木さんをわざわざ誘ってもう一泊? キイテナイヨ‼︎ 俺は自分の気持もコントロールできてないのにいらだって、 「 俺は 今日、 今から、 帰ります。 菅山先生の車で 」 一言一言区切るように、 きっぱりと言ってやった。

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