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第77話
a memory from summer no.70
心の底 その4 (18禁)
ガラス張りの浴室に湯気が充満している。
真っ裸になり目隠しされた俺、湯気と熱いシャワーの湯をまとった指が身体を這い上がる。
「 あ、あん、 」
ゾクゾクする。
息遣いも苦しいから早くと
背後を振り返り急かそうとする唇をねっとりと舌の付け根までなぶられる。
胸の両端でツンと立ち上がってる乳首は見えなくても、かきむしりたいほどの痛がゆさを、よじりながらつまむ指から与えられ、
猛っている下腹部の股の間を通りその刺激がかかとをあげた足の裏までジンジンと伝わっていく。
沈黙したまま、シャワーの下で俺をなぶる相手は、その長く堅いもので
俺の尻たぶに語りかける。
欲しいか、我慢できないだろう
と。
好きにされるのは嫌だ。
でも身体はそうは言わない、たぎったものを撫で回すようにヒップのふた山をゆるくゆるく動かしながら、後ろに突き出していく。
浴室の壁についた腕がズルズル下がっていけば、
思いっきり尻を突き出す獣の姿を彼にさらす。
両方の乳首からやっと離れた指は、脇の下をゆっくりとなめらかな指の腹でくすぐった後、親指と4本の指で背中と脇腹を愛撫するように揉んでいく。
少しくびれたウエストの辺りをしっかりと握り、更にお尻を突き出すように持ち上げられた俺は、滑った腕が床につくまでゆるく脚を広げ、秘部を相手の目の前に晒すのを拒めない。
まったく構われていないのに、俺のペニスは淡い陰毛の中で勃ちあがり先の穴に押しこまれた黒い綿棒がゆっくりと穴から出入りを繰り返す。その度に痛いほど堅くなるペニスはもうほとんど限界。
ねだるように尻を振ったら、
浴室に入るなりペニスに黒い綿棒をさしこみ、目隠しをしたその後、終始無言で俺を昂らせた男の声がした。
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