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第79話
a memory from summer no.71
心の底 その5 (18禁)
「 さわって、さわってくれ!」
「 どこ、を 」
と言いながら俺のペニスに指をしっかり絡め、軽く揉み出すように下から上に手をすべらせる。
それでもその緩慢な手つきに上り詰められないイライラが募ってくる。
「 あ、だしたい! 出したいんだ 」
「 まだまだだよ、こっちがご無沙汰だろ?」
とペニスから唐突に離れた指はまた
紅く染まってツンととがった乳首に戻っていく。
「 いや、違う、ちがうから! 」
と懸命に頭を振ってそこじゃないと否定しても、コリコリ指でなぶられると乳首は悦ぶ様に、またさらに先端のふくらみを張り詰めさせる。
「 ミルク、上からもでそうだな 」
耳元に唇をつけ、鼓膜に響く様に囁くから、余計に声でも煽られる。
「 もう、早く、ダメ、あん 」
もう自分でも何を言ってるのかわからない。
意地悪な手は
「 あとすこしで乳首だげでいけそうじゃないか 」という声もともに
喉元をたどって俺の口腔を犯しにくる。
2本の指で舌をつかまれ、引っ張られる。
「 この指、あんたのお尻に誘われてるから、じっくりねっとりしゃぶってくれよ 。
俺の指をしゃぶるうすい唇がなんかあんたのアナルの中の色を思い出させるな 」
指をしゃぶりながら、中指に太いリングがはめてあるのに気がついた。早く早くこのリングごと入れて欲しい。
リングを丹念にしゃぶると、
俊が怒ったように
「 まったく、なんていやらしいんだ、あんたは 」
といって俺の手を、そばにあったタオルでしばると、それごと高いシャワーのフックに引っかけた。
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