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第80話
a memory from summer no.71
心の底 その5 (18禁) 続き
「 あ、あん 」
縛られた腕をシャワーのフックに掛けられ、背伸びしないと足が床につかない。
「 いい眺めだな 」
と言いながら俊が今度はしゃがみこんだ。
「 あっ何? 」
「 これを使って、ちょっとあんたも楽しめるし……」
と睾丸と一緒にペニスをつかみ、ペニスに入れた綿棒を動かし始めた。
ペニスの穴のほそい路が綿棒のワタの部分にこすられて ぞわぞわする。
絶妙な具合に睾丸を揉み込まれ、
大きな喘ぎが出そうなのを唇を噛んで我慢する。
「 ダメだよ、声出せよ、あんたのヤラシイその声に俺は興奮するんだから 」
なんて、今日の俊は横暴で、意地悪で、いやらしいんだ。
目隠しされ縛られた手首をフックに掛けられ動けない身体がどんどん熱を持つ。
身体の中につま先立ちの足の裏までも何か這ってるような我慢できない快感に、
思わず大きな声が出た。
「 いやだ!メチャメチャに!
俺のペニスを、しごいて!
俺の中にお前のを、いれてくれよ……」
肩で息をしながら、閉ざされた視界で懇願する。
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