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第86話

打ち上げ騒動 その3 ( 歳上の彼は多情なオトコ ) 家に着くなり俊に連絡しようとバッグの奥から出したスマフォに、その俊からメッセージが来ていた。 【 お疲れさま、今週末そろそろ旅行の打ち合わせも兼ねてどっか食事に行こう 】 そうか、後2週間ほどでシンガポール行くんだったな。 うーん、さっきの菅山先生の話は入力するのは長くなりそうだし、電話するか、 【 ちょっと話したいことがあるのだけど、今電話良い? 】 と打った。 ネクタイを解いてシャツを脱いでいると、スマフォから着信の音。脱ぎかけのシャツから腕をだしながら慌てて通話をタップする。全くスマフォの電話に出る時慌てるのはなんでだろうか。 『 どうしました? 』 『 あ、うん…おつかれさん 』 俊の言葉遣いからまだ仕事中なのかなと思いながら、 『 少しさ、時間取れる? 』 「 今ですか?大丈夫ですよ。ブレークに外へ出て来たところですから 』 実はさ、 と菅山先生からの打ち上げの誘いの話を伝えると、 『 良いですよ、俺の方は今週末でも、皆さんは次の土日休みなんですか? 』 『 俺達はって、高校は土曜日特別講習が午前中だけあるから、青木さんはわからないけど、俊に合わせるって言われてるから 』 『 そうですか、それなら土曜日の夜に例の店取っておきましょうか…土曜日だと早い時間からライブ入るし 』 『 ライブ⁇ 』 『 ええ、ジャズのライブです。青木さんそれが聞きたいんでしょ? 』 『 エ?そうなの? 』 『 相変わらず鈍いな…… 』 と含み笑いが電話越しに聞こえた。 とにかく土曜日6時に店に集合ということで話はついた。 『 そのあとの夜は、ヒロの時間は俺のものだろ? 旅の話もあることだし、時間はたっぷりあるさ、楽しみにしてる 』 通話を切った後、 『 楽しみにしてる 』の先を怖いほど期待して熱くなる身体を持て余す俺。 脱いだシャツから俊の腋窩の雄の匂いがわずかに薫ってくる気がする。 下着の中で硬くなってくる性器を布の上から辿り握りしめる。 こんな若い時みたいな性衝動、 その荒々しい疼きが収まるまで下着ごと扱くと、時期にそれは股間をしとどに濡らして収まった。 何してるんだろ、俺、最近おかしい……

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