打ち上げ騒動 その6 （ 歳上の彼は多情なオトコ ) 土曜日の最後の補講を終える。 教員室で来週の支度をすますともう３時近くになっていた。 着替えるために一旦帰宅し、 急いでシャワーを浴びた。 シャワーのお湯をすこし温めにだし、 顔を上に向けその飛沫を受ける。 やけにドキドキしながら慌てて支度をしている自分に半ば呆れながら、 3人の男たちと今晩どんなことになるのか楽しみにしているのを自覚する。 こんなことに心が動くなんて、 俺って最近おかしい…… 自分の身体を浴用タオルでこする、 首すじ、乳首は念入に手の平で撫でまわし、その手をすべらしてへそ周りの下腹部から尻たぶ、そしてゆるく勃ち上がりかけた竿と陰毛で覆われた睾丸あたりは、両手で揉むように…… 自分の息が上がってくるのをシャワーに打たれながら自覚する。 片方の手の指は会陰を辿りその奥の秘穴に届く。壁に寄りかかってその穴の周りを探る指が動きやすいように脚を開き膝折る。深く息を吐き出し、穴の皺をほぐすようにしながら指を突き立てると、グニと簡単にその狭い路に第1関節まで入った。 " ピンポーン！ " その時、家のインターホンが鳴り、ハッとした俺は恥ずかしい行為を行っていたことが盗み見されたような気がして、慌てて肛門から指を抜いた。 シャワーから出て、簡単に身体をぬぐいバスローブを羽織って玄関に出てみると、出るのが遅かったせいかもう誰もいなかった。 洗面室に戻り濡れている髪を乾かしてから、襟ぐりのゆるいうすいピンクのカットソーとネイビーの足首が出る長さのコットンパンツに着替えると、 冷蔵庫からペットボトルの水をだして、コップ一杯を一気にほせば少し気持ちも平静に戻ってきた。 時間を確認するともう5時過ぎ。 スマフォやらなにやら必要なものを パンツのポケットに入れ、夏用のジャケットを手に家を出る。 まだ日も暮れないうちから自慰をしてイキきれてないじれったさが身体の奥にはあるけど、なんとか収まるだろう。と思いながら駅へ急いだ。