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第133話

シンガポール ハイ 30 (18禁) その言葉に 「 え? 」 と返した俺に、 「 声抑えろよ、隣外に出てるから 」 と深く口内に舌を入れてくる俊。 喘ぎも鳴き声も全て覆うように口を塞ぎ、片脚を肩に担ぎ上げられ、捻った身体を抱きしめて激しく突き上げてくる。 深いところを打つ熱く太いペニスを 中は勇んでしゃぶりながらさらに奥へと呑み込んでいく。 「 あ、もう壊れる、あ、ぁ 」 と覆われた口の中で声にならないうめきが溢れる。 無理に拡げられた股間はもう痛いほどだけど、臀部に俊の隠毛が擦れる感触が堪らない、ペニスを咥えた淫孔から下腹の奥までみっちりと挿った男を離したくなかった。 最後の放出は俊のうめき声と同時に腹の中がどっぷりと暑く重くなりる。俺のあさましくも喜んでる腸壁が蠕動しながらそれを締め付けると、ズンと再度奥まで押し込んだ俊の硬い下腹に挟まれビクビクしながら精液が溢れる自分のペニスが見えた。 お互いの口を開けてしばらく舌を絡めあい、キスを繰り返した後、 やっと交合をほどくと、 ベランダの床は大惨事、 「 はーいくらなんでも流しとかなきゃならないな 」 と掠れた声で言う俺に、 「 その前にもう一回、ベッドに行こう 」 ととんでも無いことを言う俊の向こうで又フラッシュが光った。 え?なに! 自撮り棒の先のカメラがベランダから突き出ている。 隣の部屋の客がまさか隠し撮りしてる? 俊に抱かれたまま部屋に入りベッドに押し倒されながらそのことを聞くと 「 ああ、少し前からベランダで撮ってたな、自撮りで夜景と一緒に撮ってるんだろ 」 「 さっき、シャッターチャンスって、言ってた!だから 」 「 だから? 」 と四つん這いの姿で俺をシーツに押し付けると、 「 さっきはここを可愛がってないからな 」 と両乳首を指で揉みこむ。爪でひっかき痛みを与え、その後ゆるゆると指を優しく回される。ピンと尖ってる先は喜んで下の性器に絶えられないほどの疼きを流してくる。 「 もう、やめて、おかしくなる 」 「 外で撮られてると思ったら感じまくってただろ、ヒロは淫乱だな、まったく」 「 ち、違う、そんな、ああ 」 汗ばんだ身体は程よい空調でも冷やされることはなく、喘ぎごえと掠れた嬌声に彩られた夜は深夜過ぎまで終わらなかった。

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