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第142話

シンガポール ハイ 39 (18禁) 『 効いてきた?よくなってるよね、 ペニスとアナルの中にたっぷり塗り込んだから、 もっともっと狂うほど良くなるよ 』 その言葉にゾッとした。ここでやられるの?嫌がる心と盛る身体。 ジンジンとしていた感覚がどっぷりと下腹に快感を貯めだす。 欲しくなる快感を逃すために必死で頭を振るけど、2つの箇所から絶え間なく上がる快感で緩む唇を塞がれると、もう声を上げるのを我慢できなかった。 後ろに侵った指は増やされて、反り返ってるペニスを握られ亀頭の孔に指を入れる、噴き出すものを封じられるのをもどかしくて、身体をよがりくねらせるのが止められない。 熱くなった淫部からは熱く濡れて強烈な香水の香りが立ち上る。 『 オイルだからアルコールみたいにvolatilization(揮発)しない、どんどん肉に沁みていくんだよ 』 volatilizationの意味がわからない、そんなくだらない事は頭にわかるのに、与えられる愛撫から逃れるすべはわからない。 唐突に指が抜かれて、欲しがる内部が蠕動を始める。 『 こんなに尻を振りたくって、大人しそうな顔をして、日本人も淫乱なんだな 』 薄く笑い声をあげたアンドレイが アヌルの周りのシワをなめすように硬いヌルヌルしたものを押し付けた。 ズンと侵ってくるそれは、一気に腸の奥まで押し込められて止まると、そこに重く澱のような快感を与えて居座った。 「 な、なんで 」 動かないその俺の中を占領した異物をなんとかして、と懇願する俺の身体を引き起こす。 『 俺は挿れる方じゃない、 あんたはあいつに可愛がってもらえ 』 といつのまにか腰に巻かれたベルトで異物が固定された。 「 あ、なに? 」 クククと笑ったアンドレイはそのままさっき強引に下ろした俺のハーフパンツを上げながら俺の着衣を整えると、 『 ホテルまでもつかな 』 と悪魔のように黒い吐息で俺の耳に囁いた。 腸壁が異物に絡みついてまだ震えている、アンドレイは力の入らない俺の手を引き店の外に出ると、角の飲食店の屋外のテーブルに俺を座らせた。 隣には驚いたように俺を見る杏果と朝霞さんが座っていた。

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