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第164話

ロックの日に あの頃の気持ちに (ジュンヤ) その18 (15禁) 熱いジュンヤの喘ぐ声がフェラチオのテンポにハモってくる。 後ろ手に縛られているからブルっと唇から時々外れる竿を舌で口腔内に戻すのも大分こなれてきた。 唾液とカウパーでどっぷりと濡れ、ビクビクと天を突く男のものを上からしゃぶっていると、ジュンヤの下腹に震えが走り身体が俺の方に倒れてきた。 「 あ、あゝん 」 とやけに色っぽい喘ぎ声を発した瞬間、どろっとした白濁の液が俺の胸と腹に飛び散った。 「 早いな、逝ったのか? 」 「 う、うるさいな 」 口では憎まれ口を叩くのに、ジュンヤは弛緩させた身体を俺に寄りかからせて自分の液でベタベタになってるオレの口元にキスを繰り返す。 子どもにキスされてるようなそんな可愛らしい稚拙なキス。こんな無垢なキスをまだできるのか…… 5センチほどの距離で目を合わすと、妖艶な眼差しで俺を睨む。唇を触れ合わすまで近づけると今度は大人のフレンチキッスを仕掛けてきた。 敵わないなコイツには、子どもかと思ったら完全な大人の愛撫を仕掛けやがる。 口腔内をお互いに厚い舌で嬲りあいながら、ジュンヤの手は後ろに周り俺の手首の紐を解いた。 自由になった腕で俺が最初にしたことは、ジュンヤの尻たぶを鷲掴みにしてお互いの性器を重ねることだった。 ギンギンに勃ってる俺のムスコと柔らかく軟体になったジュンヤのそれと、腹まで達してるジュンヤの精液でグチャグチャと搔きまわし、重ねた竿を片手で掴んで扱いてやると、見る間に大きくなった二本の勃起した性器からさらに汁が溢れてくる。 唇からジュンヤの吐息が漏れると俺は2度目の射精するために扱くスピードを速めた。 溜めた欲望がしとどに溢れ解放された時には足先からあたまの天辺まで快感が突き抜ける。肩で息をしながらジュンヤの身体を緩く抱きしめてその余韻を味わう。 そして、前戯はここまでだ。後は俺の好きにさせて貰おうか。 「 今回だけだ、挿れさせてやる 」 と大人の余裕を見せる時か、笑いながら軽口を叩く様に告げる。 俺の肩に伏せていたジュンヤは顔の向きを変え耳たぶを甘噛みしながら、 「 あんたのベッドに連れていけよ 」 とその気怠げな吐息を吐いた。

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