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第166話

ロックの日に あの頃の気持ちに (ジュンヤ) その20 (15禁) タオルを腰に巻いて戻った俺をベッドに横たわって眺めながら、 「 ここに来て 」 とマットレスを軽く叩く。 無粋だと言いながら俺のタオルを剥がすと、横たわった俺のがっしりとした腰を掴んだ。 へその中に押すように尖らせた舌を入れ二、三回奥を探ると、唇で腹筋を食むように舐め回す。淫毛のあたりまで降ろすと毛をかき分けて大人しくなっている俺の息子の根元を舌でくすぐる。 くすぐったいのが半分以上、女の愛撫とは随分違うと余裕で顔を眺めていると、 「 女と比べてるだろ 」 よくわかるな…… 「 いやいや、アンダーヘアーが鼻に入ってくしゃみが出ないかなと、思ってさ 」 と適当なことを言うと、 「 俺、淫毛が濃い男、大好きなんだ 」 と指に毛を絡ませて軽くクイクイと引く。生え際の敏感な皮膚が引っ張られて緊張すると意外なほど気持ちが良い。小さな溜息を吐くと 「 あっこれ気持ち良いだろ、毛深い奴らには評判いいんだ 」 いったい、何人の野郎と寝てるんだよ、煩い口を塞ぎたいが、そっちはすっかり俺の下半身にすり寄っている。 仕方なく頭から耳たぶ、頸を撫でると、猫のように俺のムスコをピチャピチャと舐め始めた。 舌の少しざらついた感触まで猫とそっくりだが、まつ毛が影を落とす俯きの顔はヒトとして堪らなく魅力的だと思う。 素直な俺のムスコは喜んで勃ち上がったようだ。今晩出番は来るのか来ないのか、どっちにしてもトロトロにしてもらえるのは確かなようだ。 一旦口を離したジュンヤが、 「 そこのローション取って 」 と言うので周りを見ると枕元にプラスチックのボトルが置いてある。 「 これか?」 と言いながら渡してやると、 「 ねぇ、あんたもそれで乳首を弄ると気持ちいいんだ。 俺はこっちの孔を可愛がるから、 一緒に 」 と片手でパチンと蓋を開けた。 慣れてるな、流石に。 苦笑していると両手指にローションを垂らされる。 粘っこくて結構延びるし、なにかココナッツのような香りもしてくる。 「 この香り嫌い?」 と聞くので、 わからんと答えておいた。 どんな風にこの香りと共に肉体が堕ちるのか評価はやってみてからだな……

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