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第169話

ロックの日に あの頃の気持ちに (ジュンヤ) その23 (18禁) 尻たぶに触っていた毛がさらに張り付く。予想以上に長いものが俺の奥に当たると急に小水が出そうな冷や汗が出てきたのは、ヘソの裏にあいつのものが深く入り込んだ時だった。 流石に声が漏れる。 「 だめだ!出る、いやだ 」 「 膀胱だよね、おしっこだろ、出しちゃっていいよ! 」 あらがい難い誘いの言葉にそれまで我慢した涙が溢れ出てくる。 「 くそ!」 セックスで涙が出ることなんて産まれてから初めてだった。 深く浅く緩く靭く突かれるたびに目尻から涙が辿る……傘の張った鈴口からもピュッと何かが放出されている。 睾丸に絞り感がないところからまだ吐精ではなくそれが潮だとわかったが、それを吹いた事実に驚愕する暇もなく、ジュンヤの身体が背中からのしかかってきた。 中の雄が粘液を絡めながら深く奥まで這入りこむと容量が膨らみ、さらに腹の奥の温度が上がる。 「 ケツの中、熱いな 」 そんな感想が口からスルッと出ると、肩をふるわして何かを喋っている。 「 ……た 」 なに? よく聞こえないので首を後ろに曲げると、 俺の口元に唇を寄せて 小さく 「 逝った…… 」 と呟いた。 そのまんましばらく固まったような動かない身体。俺の方は中途半端で終わってる刺激に身体の奥はまだ杭でほじられるのを期待している。まだ吐精していない身体はやはりさらなる快感を欲しがる。押しつぶされたムスコも怒張しきっているのがシーツに擦れて痛いほどだ。 「 おい 」 とジュンヤに話しかける。 「 なに 」 と答える声は物憂げで、気だるげに身を起こす。ズルズルと後ろの孔から何かが漏れ出すのにぞくりとくる。圧迫感が一緒に去っていき、それをさせまいと俺の中が煽動して出口をキュッキュッと不随意に閉じるのがわかる。 そりゃそうだまだ逝ってないもんな…… 「 おい、なにしてる、まだ終わってないぞ 」 と言うと、 「 だって 」 と言いながら抜いたそのまんま俺にかじりついてきた。 俺の耳元に吹き込んだ言葉は、 「 欲しくなったんだから、 仕方ないよね……」 それ以上なにが?と聞かなくてもわかったが、なんだそれは!

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