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めでたしめでたしのその後で6
二度目だったこともあってか、後ろを解すのは初めての時より違和感はなかった。
その代わりに中がじわじわと快楽を拾ってしまう。
レオニードは嬌声の混じった吐息を吐きながら湧き上がる快感に耐える。
後ろの孔はもうぐずぐずになっているのが自分でも分かる。
もう入れて欲しかった。
押し倒された格好のまま指で解されている体制だったレオニードは劉祜が一旦指を引き抜いた瞬間に起き上がる。体を起こした状態で見つめあうと、もう一度どちらともなく口付けを交わす。
レオニードは、そのまま劉祜の下穿きをずらすとすでに勃ちあがった起立に触れる。
それから、劉祜に抱き着く様な体制で自分の後孔にレオニードの起立を押し当てた。
圧倒的な質量がレオニードの中を拡げていく。
対面座位に近い体位で挿入される起立に、レオニードは小さな悲鳴を上げる。
レオニード自身の自重でずぶずぶと沈んでいく起立が根元まで沈むと、二人のはあはあという荒い息遣いだけが室内に聞える。
そのまましばらくの間、二人は抱きしめ合っていた。
「動けそうか?」
劉祜が下から突く様に体を揺さぶりながら聞く。
そのつど「あっ、あっ……。」と短い嬌声を上げながらレオニードは首を横に振る。
中がめいっぱい広がっている。
まだ二度目の行為に体が上手く動かない。
劉祜は興奮しきった眼差しをレオニードに向けながら再び押し倒す。
背中に手を回されて、体を気遣われながら再び寝台に体を横たわらせるレオニードは劉祜を見上げる。
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