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第3話 不慣れな俺でも良いですか?

(ゆかり)さん、こっちこっちー」 「あ!りょーくん!久しぶり!!」 この可憐と言っても過言ではない色白美人の縁さんは忍のパートナー。 元々は俺がBARで縁さんと知り合い、Sub同士で気が合ったのが切欠でBAR以外でも会う様になっていたから忍と縁さんがパートナーになる前からの知り合いだ。 久しぶりにランチしよって話になり今日会う事になった。 縁さんは普段は居酒屋の店員をしている。 それもホールではなく厨房。 それは勿論忍の意向が大きく反映しての事だった。 「ねぇ、縁さん。」 「なあに?」 「居酒屋の厨房ってどうなの?」 「最初は大きな声とか出せなかったり、お皿割ったりてんやわんやしてたけど、今はお魚も捌けるようになったんだよぉ」 「わっ、マジ?すげー」 「ふふ…スっごく楽しいよ」 「そかぁ…」 りょーくんは保育士だっけ?紅茶に手を伸ばしながら縁さんが聞いてくる。 「んー子供が好きで関われたらとも思ったんだけど研修先で子供たちにめちゃくちゃ泣かれて…」 「でも、最後は人気者でお嫁さんにするってしがみついて泣いて離れない子が続出したって忍くんに聞いたけど?」 クスクス笑う縁さんは可愛い。 「最初は緊張で笑顔引き()っちゃってたから  怒ってる様に見えたんだろうなぁ  保育士は小さい人が多いから見慣れないのも  あったみたいだけど…」 「りょーくんまだ身長の事気にしてるの?  男性の平均身長3cmオーバーしてるだけ  でしょ!気にし過ぎだと思うよ?」 「そうは言うけど、俺が好きな体に変えて  貰えるなら間違いなく縁さんの体を貰う。」 日頃から思ってる事だけに縁さんに づいっと、力強く言い放った。 「必要ない」 「あげないよ」 いきなり背後から聞き覚えのある声が聞こえ振り返る。 「忍くん?!」 「忍に鷹藤(たかとう)さん!」 俺たちが驚いて声を上げると 忍がニカっとと笑った。 「僕のかっちーっ」 勝ち誇った様に気安く鷹藤さんの背中をぽんぽん叩く忍とチッと舌を鳴らす鷹藤さん。 俺は???となる。 「あーあ、りょーたは相変わらずおマヌケさんだね。自分のDomより先に他のDomの名前呼ぶなんてぇ」 お仕置き確定だねっと忍がウインクしたのを見て、ハッとその事態に気付き血液が音を立てて下がるのが分かる。 「忍くんはなんでここに?」 「あ、それは…」 縁さんが助け船をだしてくれ、忍は歯切れ悪く答える 「用があって俺が呼び出したんだ」 へーっと縁さんが答えて嬉しそうに会話を続けていく。やっぱり縁さんは可愛い。 「座ったら?」って言う縁さんの言葉に 良いのか?って言いながら忍へもう座ってるし…(苦笑)。 鷹藤さんが居場所無さ気に立って居たから慌てて俺もソファの奥に詰め隣を勧める。 ここはD/Sカフェじゃ無いからSubが床に座る様な仕様ではない。 それに普通のカフェでのD/S行為は禁止されているから逆に言うとSubが1人で入って居ても安全と言う事になる。 「表から2人が見えたんだ」 オレンジジュースをチューと飲んでいた俺に鷹藤さんが柔らか微笑んで教えてくれた。 不意打ちの笑顔がイケメン過ぎて頬が熱くなるのが分かる。 「うっわー」 テーブルを挟んだ向かえに座る忍の声に驚いて顔を向けると 驚いた顔の忍と真っ赤になった縁さんがこちらを見ていた。 あ…ぇ?縁さんどうしたの? 「あの…その…」 「りょーたのそんな初々しい反応初めてみた!」 「です!」 忍の声に縁さんが便乗した。 縁さんは顔を真っ赤にして少し興奮気味だった。 そしたら 「涼太の顔が真っ赤で可愛いから当てられたんだろ?」 とチュッと頬にキスをし教えてくれた。 こ、こんな所でっ 頬っぺたを押さえてテンパリ俯く俺に忍が テーブルに頬杖をついて「おうおう、見せ付けてくれるね」と笑った。 「あー、就職活動の話をして居たのか」 「うん。託児所のバイトも楽しくて、来年から  正規で来て欲しいとは言われてるんだけど…」 「社員になると勤務時間が不規則過ぎて  鷹藤さんに会う時間が作れなくなるのが  不安…って感じかな?」 「な、なんで、分かるんだよっ」 「わからいでかw」 忍、ホント鷹藤さんの前で俺を弄るのやめて… 「…涼太、資格は取るのか?」 熱い頬をパタパタ扇いていると黙って聞いていた鷹藤さんが聞いて来た。 そう言えばこう言う話はした事なかったな 「それは幼稚園と保育園と社会福祉士はもう  取得済みでは有るんです」 「だったらうちに来い。」 「え?」 …今なんと? 「託児所なんだか、人を募集している」 えええ〜〜〜?! 「おおお〜」 忍が感嘆の声を上げる。 「『おおおーっ』じゃないっ!俺の卒業来年の春だよっ」 すぐ就職する訳じゃないから無理っと言う俺に鷹藤さんは事もな気に言った。 「問題ない。託児所の設置を来春にすれば良い良いだけのことだ」 えと…えーっと? --- --- --- 「ああ、涼太。昼間の件だが、履歴書をここに送っておけ」 「鷹藤総合病院?!」 あれから2人と別れて今は鷹藤さんの家にお邪魔していた。 渡された名刺は… 俺でも、知ってるこの辺りだと古いけど今時珍しく2次性関係なく患者を受け入れてくれるって病院。 俺は忍が医者になってからは忍にお世話になりっぱなしだったけと… 「鷹藤さんがの…ご実家?」 「叔父の病院だ。実家は別…。」 「ぇ?わっ、スゴッ  でも…俺、面接受かる自信なくて…  推薦とかして貰ったりしたら鷹藤さんに  迷惑かけないかな…」 このなりで託児所の保育士だと親御さんが心配される可能性もある。それじゃなくても男の保育士はまだまだ少ないんだ…採用して貰えなかったらこんなゴツい男を推薦するなんて…とか、鷹藤さんの面目を潰してしまう事にならないか不安になった。 「涼太、『Kneel(お座り)』」 俺はストンと鷹藤さんの足元にお座りした。 『good boy』と鷹藤さんの手が優しく俺の頭を撫でてくれる。 「涼太、心配するな。推薦する訳じゃない。  俺はそこの院長だ。採用を言い渡すだけの  事だ」 えええええーーーっ!? 「そ、それは…職権濫用…て、やつ?」 「そのくらいは濫用とは言わない。それに  託児所開設とスタッフを探していたのは  事実だ。」 慌てた俺に鷹藤さんはソファに腰掛けcome(来い)と又commandをくれる。 鷹藤さんとお付き合いを初めてから会う頻度はお試し期間と然程変わらなかったけど、会った時にはそれまで以上の沢山のcommandをくれていた。 幸せ度は変わらないけど、枯渇していた俺のSub性は満たされたのかcommand一つでスペースに入っていた俺は漸く人並みの反応が出来る様になって来た。 いくらSubスペースに入れるのがDomの裁量だと言っても俺のは入りすぎだった。 これじゃあプレイらしいプレイも出来ない。 付き合い初めて4ヶ月。この人は俺に見切りをつける事なく、根気よく付き合って、Dom/Subユニバースの知識に疎い俺を大切にしてくれている。 なんか、落ち着いてるなぁと思ったら院長先生かぁー 白衣も…カッコ良さそう… 「涼太?何を考えてる?」 「ぇ?あ…あぐぅっ」 ちょっと不謹慎かもと言葉を出せずにいたらglareを向けられた。 喉が張り付く様に渇きを、息苦しくなる。 「言えないことか?」 首を横に振る。 glareが少し弱まるのがわかった。 俺たちSubは拳銃や刃物は要らない。 Domのglareで簡単に死ねる。 「『Say(言え)!』」 「カッコ…いい…と」 「は?」 「白衣…も、かっこ…良さそう、とおもった」 体を締め上げる様なGlareの圧力が解けて、床に崩れ落ちる。 「お前は…」 いきなり顎を取られたかと思ったら掴み上げられ唇を奪われる。 奪われる…と言うよりは喰われる! ムシャぶりつく様に舌が絡め取られ、吸い上げ、噛み付く。 息ごと飲み込まれる様な激しいキスに呼吸が出来ず唾液が顎を這うのを感じながら意識を手放しそうになった所で頬に痛みが走り意識を戻した。 「キスも慣れてないのか?」 「た、鷹と…さん、はげし…過ぎ」 ゼェゼェと肩で息をしながら鷹藤さんにしがみ付く。 「ご、めん…俺、こう言うの、ホントに  経験なく…少なくて…ひぃっ」 突然のglareに身が竦む 「こう言うのとは?」 「キ…キス」 「初めてのキスは?」 「い…ま…です」 glareが無くなり鷹藤さんの顔を見ると顔が呆けていた。 「いや、怒らないから本当の事を言え。」 「ぇ…ホント、です。  その…command欲しくて…その…ヤリモクで  一度ママのとこじゃないBARに行って知り  合った人とプレイした事は有ったけど、  その時もキスは好きになった人とだけと  思ってたからNGだしてたし、本番も勿論なし  だったし…だったらってcommandやるから  しゃぶってって言われて、店の裏でしゃぶら  されたんだけど、思いの外気持ち悪くて…  俺、思いっきり吐いちゃって…相手を  怒らせてめちゃくちゃにボコられちゃって  そこからは忍がケア程度に付き合ってくれる  って流れだったから…」 「中学とか高校では?」 「あ、俺Sub性が出たのが高二の冬で、  男子校だったけど、人に言えなくて…  18歳過ぎるまでは出会い系アプリも使え  なかったから…」 やっぱ…呆れられちゃったかな… 「朱雀…だ。名前で呼んでみろ」 「…っ!」 何?なんで?!いきなり??? そして、な…っ、なんか恋人っぽい! 「…どうした?」 「こ、恋人…っぽいって…。う、嬉しく思い  ました!」 Glareが来るのが怖くて勢いよく返事をしてしまった。 「…俺たちはもう恋人だろ?」 俺の言葉に少し驚いた顔をした鷹藤…じゃなかった、朱雀さんは俺の額に優しくキスを落としてくれた。 「ごめんなさい」 この人、Domなのになんでこんな優しいんだろう…忍からはDomは自分本位で暴力的な人が多いから相性が悪いと大変な事になるから気をつけるように散々言われて来たけど、朱雀さんは暴力どころか無理すら言わない…それどころか、毎回こうやって会っても俺ばかり気持ちよくしてくれる… 「俺は、お前のテンポに合わせる所からの修行だな…今度は何を考えた?」 ため息ひとつ付き、鷹藤さんの広い胸が気持ち良くて無意識に朱雀のナニの形に指を這わしながらその胸にぺちょりと張り付いていた俺はベリッと剥がされた。 「commandが欲しいのか?」 朱雀さんは柔らかく微笑んでいたけどその瞳にGlareが浮かぶのを感じ、首を横にふる。これは命令じゃなくて、自分から言いたかったから 「Domは怖くて…、体はcommandは欲して  欲しくて仕方なくなるのに、心はどうしても  何処かでDomを怖がってて、それが相手に  分かると喜んでると思って又レイプまがいな  事されそうになるんだって…」 朱雀さんが息を呑むのが分かった。 「だから、こんなに優しくして貰うの  初めてで、幸せすぎて。もぅなんだか…  恋人っぽくて…照れ臭くな…って」 へへへっと鼻を擦り照れ笑いする俺を鷹藤さんがぎゅーっと抱きしめてくれた。 「お前は、言葉の区切りを気をつけろ。  …可愛すぎて抱き潰したい」 へ?へ?へ? 潰されるの決定? じゃなくて!!! 見上げる俺に鷹藤…じゃなくて朱雀さんは優しくキスを落としてくれた 「名前を呼んでくれ…涼太」 うん、早く慣れるから… 「んっあっ、あっ、す…ざ、さ…」 「目を閉じるな…誰がお前を気持ちよくして  いるかちゃんと見るんだ」 っ! 朱雀さんの言葉に脳が侵食されていく。 心の中ではもう朱雀さんと呼んでるけど、咄嗟に出る言葉ざ鷹藤さんで、その度に彼は教え込む様に俺に名前をよばせた。 膝の上に乗せられ、向かい合った体勢でずっと前立腺を刺激されていた体はひくつき、時々ソファを蹴って仰け反り落ちそうになるところを朱雀さんに支えられ、攻められグズグズになってただ喘いでいた。 しがみつき肩に顔を埋め喘いでいると『Look(見ろ)』とcommandが聞こえ朱雀さんの顔を見る。 朱雀さんに与えられる快楽だと再認識した途端身体中の毛穴が開く様に体が熱くなった そして、それまで以上に体が敏感になる。 「『good boy(良 い 子)』」 「ひゃ、ひゃあぁ…指っ…指、掻き回さない  でぇーっっ」 「そろそろ前を触られたいか?さっきから  可愛く揺れてるぞ?色も可愛いな…」 「言わないでぇっ、感じちゃう!  あっそこっコリコリ、コリコリッ!  んっ、あぁ!  気持ちいいっ!ひゃんっ、あっ、ああ!  ダメッダメッ、すざくさ…やばいっ」 「もっと気持ちよくなればいい。」 「やだっ、スペース入っちゃう…もっと  もっと、朱雀さんを感じたい…っあぁああ」 ゴリっと前立腺を長い節張った指で押し潰され俺は白濁を朱雀さんのシャツに撒き散らした。 「ご、ごめんなさいっ」 一人でイってしまった挙句、服を汚してしまう粗相をしでかした俺は青ざめる。 「俺の指が気持ち良かったんだろ?  良い子だ…可愛いなぁ…チュ」 「朱雀さん…」 申し訳なくしゅんと落ち込む俺の瞼や頬にキスを落としてくれる。 「逝くなとは言ってないから怒ってはいない。  上手に逝けたな…本当に可愛い」 優しい…朱雀さんはcommandでもなく、普通に褒めてくれる。 義務でない言葉でもこんなに満たされるなんて、知らなかった…。 「俺…朱雀さんと…一つになりたい…ダメ  ですか?」 「…無理しなくていい…」 「無理じゃなくて、俺がして欲しいんですっ」 俺じゃあ満足出来ないかもだけど… と最初の勢いは無くなり声が小さくな。 カーッとかおが赤くなる。浅ましく思われた…かな… 「っ?!!」 朱雀さんが俺の手を取り、自分の股間に触れさせてくれた。 「お前の体に触れる度、俺の体もお前が欲しくてこの通りだよ」 そこは固く、熱く、想像以上にデカかった…。 「ぁ…」 「無理しなくて良い。…怖いだろ?」 苦笑しながら頭を撫でてくれる朱雀さんより目の前のイチモツの方が衝撃過ぎてその下半身から視線を外せず息を呑む。手も吸い付いた様に離す事が出来なかった。 これが、自分の中に入って来ると思ったら正直…怖かった。 でも、首は横に振る。 「欲しいんです!」 「お前は…」 朱雀さんが「それじゃあ…自分の手で出してごらん」と甘く囁いた。 俺は膝から降りて朱雀さんの足の間に跪きそっとズボンからシャツを抜く。 ごくりと喉を鳴らし、スラックスの前ボタンを外し、ファスナーをゆっくりと下げた。 黒い下着が引き締まった腹筋に良く合う… この瞬間、俺は初めてこの人の素肌を見た…すっごく、興奮する。 そして布にくっきり形が浮き上がるペニス…。 あ…どうしよう…あんなに怖かった筈のペニスを…舐めたい。 「あ、あの…キス、して良いですか?」 「…ああ」 さっき怖いと告白したばかりの俺は、舐めさせろとは言えなかった…。 下着の上から浮き出たペニスにそっとキスをした。 唇を押し当てるだけのキスも。 どさくさ紛れにスンッとその匂いを嗅ぐ。 オスの香りにクラクラした。 俺のDomの匂い…初めて…嗅ぐ。 いつの間にか朱雀さんの腰に縋り付く様に鼻先を擦り付けていた。  「涼太…直接触って良いぞ」 Sub spaceに入ってる訳でもないのに俺はフワフワしていた その言葉に腰のゴムを引っ張ると中から大きな黒光りしたペニスが飛び出し、俺の頬を打った。 その質量に衝撃を受け固まった。 血管の浮いたそこは、カリ高で、長い…女性の腕程の大きさのそれに俺は自分が興奮するのが分かった。 そのイチモツに目を離せないでいると、朱雀さんが自嘲気味に言った。 「はは…涼太が可愛すぎて…な」 「『stay』」 『Lick(舐めろ)』と言われると思ったのに、『stay(待て)』と言われ戸惑う。 朱雀さんは軽く腰を浮かしソファのサイドテーブルの引き出しを開け何かを取り出した。 「コレを付けろ」 渡されたのは…ゴム? 粗相をしてしまわない様にか…と自分につけようとしたら「違う」と上から声が降って来た。 「俺に付けるんだ。それに涼太にソレは大きだろ?」 男の根幹に触れる言葉でも、朱雀さんが言うと俺の体は喜び震える。 ただでさえ、俺のソコはもう完勃ちしている。 逝かなかっただけ褒めて欲しい。 でも─── 「あ…あの…」 ん?と朱雀さんが俺を見つめ返す。 「俺…あの、その…キスを…」 「ゴムを付けたら好きにして良い」 「え?」 「感染予防だ。──すまない。  オーラルでもリスクはお前にもあるからな。  涼太が無垢でも俺は…仕事で他の子を抱い    ている。勿論ゴムは付けているが涼太が  こんなに早く俺を求めてくれるとは思わ  無くて今月は検査をまだしていないんだ。  明日には済ませるから、今日はこれで我慢  してくれないか?」 Domってそんなに誠実なの?! 普通のSEXだってそんな事考えた事あるから? 俺の大学のUsualの友人達だって如何に彼女とゴム無しセッセをするかって事しか考えてないぞ! 「ゴムをしたら大丈夫だ。  勿論…嫌なら辞めても怒らない」 固まっていた俺が性病に恐るをなしたとでも思ったんだろう。 ゴムを手に固まる俺の肩に手を置いて優しく言ってくれた。 俺は何があっても伝えるべき事は言葉でちゃんと伝えると言うポリシーを持っていた。 奥手で弱きな俺が、必要な言葉を必要な時に使わなかったらかーちゃんの好きな韓流ドラマより話がややこしく長くなってしまうと幼き日に気付いたからだ。 誤解を解きたくて「違う!」と叫び、少し小さくなってもなお、その凶悪なまでにも大きなイチモツにゴムを被せ、俺はキスをすっ飛ばして咥え込んでいた。 「ふはぁっ」 「りょっ!?」 そしてその事実に気づきいた俺は肩も腕も力が抜け、腰が抜けた状態でずり落ちてしまい 「痛ッ」と言う声と共に俺の喉と顎を朱雀さんのに掴まれた。 剛直な朱雀さんのソレがそのまま喉の奥に突き刺さる形になり、嗚咽と共に多幸感に襲われて俺はSub spaceに陥ってしまった。

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