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第5話 はじめての…♡♡♡

「ん…」 えと…ここは… はっ、う…う、わぁあああっ!? 叫びそうになる声を澄んでのところで飲み込む。 広く、寝心地の良いベッド。温かな温もり。 俺は俺は事態の把握に努め、真っ赤になった後真っ青になって居た。 やばい…記憶が…ねぇ 「ん…早いな。起きるか?」 「あ、た…す、朱雀さんは?お仕事いいん  ですか?」 鷹藤さんと呼びかけ、言い直した俺をくすりと笑い抱き寄せ「良い子」と頭にキスを落としてくれる。 Rewordに心が蕩ける。 朱雀さんはめっちゃカッコよくて、その上めちゃくちゃ優しくて、今までのDomとの出会いって何だったんだろうって思えるくらい幸せで甘くて暖かいから、俺は本当に深く満たされる。 でも、その甘さに慣れない俺の顔は限りなく真っ赤だろうな…抱き寄せられた俺は照れ隠しにその胸に鼻を擦り付ける様に甘える。 こんなデッカい俺が誰かの腕に埋もれるなんて…凄く幸せ 「フフ…可愛いな。俺も今日は呼び出しがない  限り休みだ」 今日は日曜日。朱雀さんも外来がないから1番会える事が多い日だ。 呼び出しは病院からの緊急と…プロDomの仕事… 朱雀さんは俺の肩まで布団を引き上げてくれ、瞳を閉じたかと思ったら何かを思い出したように目を開けた 「あ、Domの方の仕事は休日のは断る事に  した。  これからは病院で仕事として勤務日に割り  当てる事にしたから。」 『え?』 「すまないな、すぐには無理だがいずれは  プロDomの資格も返納しようと思う。」 だから、もう少し我慢してくれ… と俺の髪に頬を埋める様にしながら朱雀さんが話してくれる ぇ…? びっくりして朱雀さんの厚い胸に寄せていた頬を上げる 言葉が出ない俺の顔を朱雀さんは撫でる様に引き上げる。 俺の額に優しいキスが落ちる。 資格の返納… それはプロDomにとっては最上級の自身のSubへの誠意だ。 世の中の仕組み上プロDomは必要な存在。 D/S専門医師がいなくなる様なものなんだから… 「こら、そこは感動の涙を見せてもそんな顔を  見せるところじゃないだろ?」 戸惑う俺に朱雀さんが苦笑する 「だって…」 きっと俺は困った様な複雑そうな顔をしているに違いない。 「涼太は優しすぎる。もっとわがままを言ってもいいんだぞ」 「俺、付き合って貰ってるだけでもこんなに感謝してるのに、それでわがまま言ったら罰が当たるよ」 「感謝って、おかしな事言うな。それに罰って…クスッ。涼太はおばあちゃん子か?」 「そうだよっ、ばーちゃんはDom だったから高校の頃は夏休みとかずっと畑仕事の手伝いに行ってたし」 ぱふっと朱雀さんの腕から離れた枕につっぷす。 Sub性を満たす為に身内の手伝いをする。 指示をされてReWordを貰うそれにより体は満たされて体調不良は改善する。 良くある話だ。 「どうした?」 「甘えっ子って言われたみたいで…恥ずかしい」 朱雀さんの大きな手が頭を撫でてくれる。 ちらっと盗み見た朱雀さんは凄く優しい表情を浮かべてくれてて…ああ、イケメン! 嬉しい! 嬉しいっ、嬉しいっ、嬉しい!! 俺は嬉しくてニヤけてしまう顔を又ふかふかの枕に押し付け悶える。 朱雀さんの大きな手は何度も俺の頭を撫でてくれる。 本当に気持ちいい…また朱雀さんの顔が見たくなりコソッと枕から顔を上げるとまだ変わらない笑顔でこちらを見ていた朱雀さんと目が合い、又枕に顔を埋めてしまった。 「////」 ギシッベッドが軋む。 チュッと俺の耳の後ろに口付ける朱雀さんのリップ音が聞こえた。 「涼太は本当に可愛いな」 朱雀さんは俺が欲しい言葉を惜しみなくくれる。 「俺…こんな幸せで大丈夫かな?」 「何がだ?」 「今まで相性の良いDomに出会えなくて、  やっと出会えたと思ったら、こんなに  優しくして貰っちゃって、しかもめちゃ  くちゃイケメンで欠点なんて全然ない  スパダリなんて…俺、早死にするのかな?」 「ぷっ」 吹き出すような音に顔を上げると横で朱雀さんが体を捩って笑い転げてた 「……朱雀さん、ひょっとして笑い上戸?」 「い、いや、ククク…普段こんなに笑う事もない  んだが、  涼太といると楽しくて。本当に可愛いな…  アハハ」 何のツボを刺激したんだか、まったく分からない。 俺はプーっと頬を膨らませて唇を突き出す。 そんな俺の体を引き寄せ朱雀さんは突き出した俺の唇を啄み、舌で唇を割ると口内に侵入してきた。 俺はおずおずと舌を絡ます様に応える。 そうすると、今度は力強く舌先が俺の口内を蹂躙し始める。 歯茎を舐められる感覚にゾクゾクと鳥肌がたつ、脳が痺れ始める。 口内から出て行く朱雀さんの舌を思わず追う。 「ぁ…ん」 「もっと欲しい?」 「は…い」 「可愛いな…チュッ」   朱雀さんは片手で俺の後頭部から首筋を支える様に引き寄せる。 大柄の俺はこんな風に扱われた事は美容室でくらいしかなく、喉を晒す様な体制になり心細くなる。 口付けが俺の唇の際から顎へ、そして喉元に落ちてくるが気もそぞろになってしまう。 「涼太?躰の力を抜け」 「ひゃうっ」 朱雀さんのもう片手が何も身につけてない俺の尻から腰を撫で上げビクンッと体が戦慄く。 そうだ! お、俺はまだミッションをクリアしてないっ 絶対今日こそ朱雀さんと一つになるんだ!! 「おい?何を考えてる?」 「へ?朱雀さんの事?」 「質問に質問で返すのはお行儀の良い事では  ないが…まぁ、俺に関係する事なら今回は  許してやる」 チュッと首筋にまたキスを落としてくれる。 「このまま続きをしていいか?  …出来れば、commandなしで…」 commandなし… 「それって…」 「俺の気持ちはもう涼太に伝えたつもりだが…  若い涼太には、重いか?」 「っ!全然っ!めちゃくちゃ嬉しいっ!!」 commandなしの性行それはプレイじゃなくてSEXだ。 それに、昨日朱雀さんは間違いなく俺の為にプロDom免許を返納するつもりと言ってくれた。 つまり、それは──── 「涼太、前にも伝えたと思うが、俺はゲイだ。  契約の話をした時点で俺はお前を恋人として  付き合いたいと思って接してる。  改めて言うが…俺の恋人になってくれ。  契約だけじゃなくて、俺のただ一人になって  欲しい。  あ、…すまない。collarも指輪も用意も  せずにこんな告白になってしまって…俺って  男は…  って、おい!なっ、なんで泣いてるん  だっ⁈」 あ、あなたの所為ですよ、朱雀さん 「な、なんの…こ、ココロの準備 も、して   なくて…ぅ…うれ、嬉し、すぎて───」 ぎゅ〜と朱雀さんが抱きしめてくれる。 ぐちゃぐちゃであろう俺の顔を丁寧に優しく舐め上げてくれる。 鼻水だって出てるのにお構いなしのそれに申し訳ないやら恥ずかしいやら、何より嬉しくて涙が止まらない。 「ごめんな。俺は自分はもう少しスマートな  男だと思っていたんだが、本当にダメダメ  だなぁ。  ダメダメついでに、collarも一緒に買いに   行かないか?一生涼太のここに付ける物だ。  お前が本当に欲しいと思う物を用意したい」 「ず、ずざく…ざん、そん な…俺、に  もったい な…ヒック、ぅ…」 「何が勿体無いって?俺に涼太が勿体無い?」 「逆れすっ」 感極まって、大泣き状態の俺の舌は上手く回らない 「それはないな。これから涼太は苦労するよ。  俺が優良物件ならとおの昔に売れてる筈  だろ?  それがこの年まで残ってたんだ、問題ない  訳ないだろ」 朱雀さんまだ30前じゃん…仕事だって忙しいし、プロDomだし 「不安そうな顔をしないでくれ。  そんな顔をされても…俺はもう涼太を手放せ  ない」 「ちが…おれ、すざくさん 凄く好き。  だから、なんで そんな」 俺の舌が上手く回らないのを汲んで、朱雀さんはあやす様に顔にキスを落としてくれる。 「俺、凄く嫉妬深くて…恋人は側に置いておき  たいんだ。  恋人の行動は逐一知りたいし、管理もした  い。  食事は俺の作った物だけ食べさせたいし、  出来る事なら手ずから与えたい。  べたべたに甘えさせると言えば聞こえが良い  が、要は束縛して依存させたいって事だ…。  今日昼からcollarを買いに行こう。  それまでに、申し訳ないが…俺のパートナー  になるか答えをくれないか?  既に重いのは重々承知してるんだが、涼太の  事はもう手放したく無い程愛してるんだ…  collarを渡した後、別れたいとか言われた  ら…俺は自分がどんな行動に出るか…。」 珍しく一気に言葉を紡ぐ朱雀さんの顔は白い…ひどく緊張しているのが伝わってくる。 「collarならもう貰ったから俺はコレで充分  です」 自分の首元を飾るシルバープレートのチェーンネックレスにそっと手を触れる。 「そんな簡易なのもでは無く、お互いの名入り  のものを贈りたいんだ。誰から見てもDomの  居るSubだって分かるように」 「朱雀さん、俺───」 「い、いや、まだ時間はあるしっ。  俺たち躰の関係もないから…その、するか?  って、俺ってやつは…何言ってるんだ。  躰で繋ごうって最低だな…」 朱雀さんが体を起こすと額に掛かった髪をかき揚げ、そのまま頭を抱える。 「ふふ…」 「涼太?」 「あ…ごめんなさい。笑っちゃって。  でも、朱雀さんもテンパる事有るんだと  思ったら可愛くて…つい」 「カッコ悪くて…ごめん」 「可愛い朱雀さんも好きです」 …… 沈黙が落ちる。 調子に乗りすぎたかな…考え込む様に黙ってしまった朱雀さんに声を掛けてみる 「朱雀さん?」 「涼太は…カッコいい大人の俺が良いんじゃ  無いのか?」 「あ…えっと、ごめんなさい。多分俺は  朱雀さんの全部はまだ知らないと思うん  です。  でも、朱雀さんが俺に見せてくれる朱雀さん  は全部大好きなんです。  それに…俺は朱雀さんに可愛いって言って  貰えるのが凄く幸せで、こんな気持ちは初め  てで、これが本当に好きって事なんだ  なって」 いきなり顎を取られ深いキスを交わす 「んんっ?!」 突然の事に驚く俺に朱雀さんは妖艶とも言える男の魅力だだ漏れのどエロい笑みを見せた。 「今から、俺の全身全霊をかけて涼太を愛す」 「ふぇ?」 その言葉に俺の頭は理解が及ばず酷く間抜けな声をあげてしまったが… 「あ、涼太。一個だけcommand使わせて  くれ。大丈夫、お互いの為のcommandだ」 爽やかな笑顔に見惚れてしまいあまり考えること無く頷く。 その後、俺は自分がcommandが全くない愛撫を俺は舐めていた事に気付かされる事になる。 いや、commandありきの愛撫もまともに受け取れた事がない俺の体は朱雀さんの最初の 「落ちるな」のcommandに縛られ初めて『抱かれる事』を体験する。 commandでトロトロになってる訳じゃない。 意識がある状態で、ローションを絡めた朱雀さんの太い指を受け入れる。 もうずっとその指は俺の中を弄り続けている。 擦り、広げ、俺の感じるシコリ部分を刺激する。 commandは媚薬の様な物なのは分かってる。 けど…けど 「涼太、随分と余裕だな。  他事考えれるくらい余裕があるなら  もう一度入れてみようか」 ちがっ グッと固く熱いものが当てられるのが分かり、体に力が入ってしまう 「ん…、ぁ…んっ、ゃ、まだムリィ」 優しく舌先で入口の皺をさなぞられると生理的な涙が頬を伝う。 ホントはもう入るんだとは思う。 先程から何度か後孔に朱雀さんに後孔を舐められ、いじられ、解され、その羞恥に我慢出来ず無理に入れてとお願いしては朱雀さんの逸物の大きさに慄き先をちょっと当てられただけで怖くて泣きそうになっていた。 多分かれこれ1時間は経っているだろうその行為に、俺自身は喘ぎヨガリ、感じ捲り太腿がプルプルと震え出してる。 そりゃそうだ。本番はしていないが朱雀さんの長い指は俺の良い所をずっと擦り上げノックし揺さぶって刺激し続けてるんだから… ぶっちゃけ、一度いきたい… 「涼太…見て」 朱雀さんの声に顔を上げると俺の体は グイッと膝裏に手を掛け、太腿から持ち上げられる。 快感に自ら揺らしてしまっていた腰を、今は折り曲げられ自分のソレが朱雀さん並だったら咥えれるんじゃ無いかってくらい折り畳まれる。 「涼太は思いの外、躰が柔らかいな…これから  色々楽しめそうだ」 日頃の柔軟の賜物!小学生の頃はサッカー部だったけど自分がSubだと分かってからkneelとかちゃんとcommandに答えれる様に柔軟に勤しんでいた。無駄な努力にならなかった事に心の中で拳を握る 朱雀さんの立派に育ったそれが俺に突き刺さろうとしているのが間近に迫って見える。 先程から俺の入口をいや出口だけどそれは置いといて、そこをこじ開けようとして来たその大きさをまじまじと間近にし戸惑いが込み上がる。 は、入るの?コレ… 「ぁ、あっ…ん。キツ…い、です」 力強く血管を浮き上がる赤黒いソレは俺のモノとは全然違う。 ローションでテカテカとカーテンからの朝陽に光るそれはなんとも爽やかさからはかけはなれていた。 「大丈夫。大分解れてるよ。傘の部分さえ入ってしまえば後はスムーズに入るから」 いや、だからその大きく張ってるカリ首がエゲツないんですぅううう さっきからちゅぽちゅぽと朱雀さんの亀頭は俺の後孔とキスしている。 俺の息子は恐怖で縮こまってしまっている。 俺の性に未発達の体は中の前立腺を刺激されればその快感に悶え震えこそするが、それ自体を受け入れた事の無い体は入り口に入り込むその大きく熱い塊に慄き固く閉ざそうと力が入って拒んでしまう。 「怖い…か?」 口付けを落としながらくちゅくちゅと俺の萎えたチンコに刺激をくれる。 いや…後ろに向いてる神経を散らす為だろうけど…でも、さすがに手数をかけ過ぎてる。 さっきまで散々commandをくれと叫び声を上げ啜り泣く俺を朱雀さんは優しく宥め、その度に後孔を根気よく広げてくれる。 「ひゃっ…ん、す、朱雀さん…ホントに、も…  command、で…ッ」 「涼太、俺は俺自身で涼太を気持ちよくした  いんだ。commandでトロトロに蕩けた  涼太も凄く魅力的だけど、今は普通のSEXで  お前をトロトロにしたいんだよ」 ヤバイっ! 何?!これ!! 俺めっちゃ愛されてない?!! いや、愛して貰ってるのはめっちゃ自覚あるけど、俺の全部か欲しいとか…キュンキュンする。 面倒くさいと思われそうで怖かった。 日頃から朱雀さんに会う前に自分で柔らかくしていた。 でも現実は厳しく、朱雀さんのそれは俺の予想を遥かに超えるサイズだった。 面倒臭くてごめんと泣くと、涼太が初めてだって証拠じゃないかと甘い笑顔をくれた。 体だって柔軟はしてるけど、女の子の様に柔らかくはないのに俺になるべく負担にならない姿勢でと気を使ってずっと付き合ってくれてる。 いつもは、あんなに訳がわからなくなり蕩けてしまう脳も今日はかなりクリアだ。 昨夜サブスペースに入る前の事を思い出し、今度こそ朱雀さんと一つになりたいと俺は意を決して朱雀さんの腕にしがみ付いた。 「お願い…も、入れて?」 「え?」 クチュクチュと又指を抜き差ししていた朱雀さんが顔を上げた。 「も、だい…じょぶ。怖いだけ、だから。も、  一思いに…入れて、下さい」 「だが…」 「キス…しながら…して欲しい…でふ」 はっ!緊張し過ぎて… ぷぷっと朱雀さんが顔を背けているが、笑いを堪えてるのがわかる。 俺以上に我慢を強いている朱雀さんにこれ以上我儘を言いたくはない。 俺の決意の硬さが伝わったのか折り曲げられていた体がゆっくり戻される 「少しキツいかもしれないが、両手が使いたいから入れるまで我慢してくれ」 朱雀さんはそう言うとローションを俺の後孔に注ぎ足し、自分のそれにも塗る様に扱うと 今度は俺の片方の足を担ぎ、体を乗せてくる。 「涼太…チュッ」 「あっ…ぁん」 キスに意識を取られていたら朱雀さんが芯のなくなった俺の股間をローションまみれの大きな手がやわやわと扱き始めた。 もう片方の手は俺の顎を取り親指が口を割り歯を捉えて口を開かせる 「涼太、舌をだして」 「ん…あ」 「ん…良い子…」 差し出した舌を絡め取られ吸い上げられる commandでもRewordでもないのにふわふわし始める。 その瞬間を朱雀さんは見逃さなかった。 否、最初からこの瞬間を待っていたんだろう 「ヒィッ…」 「息を吐け」 「あがっ」 俺のチンコが握られ、食いしばりそうになった口には朱雀さんの親指がある為閉じることさえ出来ない。 「あああ…あぐっ」 「大丈夫?ちゃんと入ったよ」 親指が外され優しく舌を絡めとられる。 「ん…、ぁ…んっ」 チンコも摩られ続けてる…ケツの違和感は半端ない。 でもやっと一つになれた喜びが沸き起こる。 「もう少し、奥に入れてくれな」 「ぇ?まっ、ひゃうっ、……ん、ん、ん゛  ぁ────っ、─────っ?!」 奥まで入ったと思ったその楔はまだほんの頭しか入っていなかったらしく完全に力が抜けていた体に深く打ち込まれた。 「──た。涼太?」 「あ…お れ」 意識、飛ばして? 「大丈夫か?」 「ごめっ────?!」 体が跳ねる。言う事聞けなかった…? ガタガタガタと体が震え出しcommandに応えれなかったとパニックでサブドロップに堕ちそうになりかけ 「涼太、りょーた!  俺を見ろっ!ほら、俺の目を見るんだっ」 ハッと朱雀さんの顔を見た。 「暴れないでくれな。お前は悪くない。  誰でもああなる。【good boy】。」 朱雀さんの声に、Rewordに意識もハッキリして気持ち良さが増す。 「中…わかるか?大分馴染んで来ただろ?」 ほらっと、朱雀さんがゆるゆると腰を使い始める 「ひゃっ、ま、待って」 「もう、待てない」 片足を抱き上げられ朱雀さんのソレに中を擦り上げられる クチュ、クチュといやらしい音が部屋に響く 自分の息が上がるのも分かる 鼓膜から侵食されていく感覚にゾクゾクと尾骶骨が痺れ腹の奥のモノを締め付けより弱い所を刺激する 「ひゃあ、あっ、あっ、ダメッ  そこムリーっ!」 「はっ、ココが涼太の良いところか  もっと突いて擦ってやるよ」 「っ!」 有言実行のその言葉と行動に声さえ出ない。 「あー、可愛い。もっと声を聞かせてくれ。」 朱雀さんは俺のチンコを擦り上げる 「ぁ、あんっ、はぁ…ん」 「わかる?涼太のココが俺のに絡み付いてくる」 そう言いながら俺の腹をくいっくいっと押す。 腹の中と外から挟まれる感覚にカタカタと体が震える 「やっ…押さないでっ、変になっちゃう」 「気持ち良い…だよ。」 無意識に暴れようとする俺を安心させるように朱雀さんの甘い声が鼓膜を犯し続ける。 「ほら、目を開けて俺を見ろ。今お前を気持ち  良くしているのが誰か、きちんと見てみろ。  この『気持ちいい』を覚えるだ。」 くちゅくちゅくちゅくちゅ 耳に舌を入れられて脳に卑猥な音が響き渡る。脳を食われてるんじゃないかと思うくらいの直接的な響きに爪先が跳ねる 「ひゃあ、それダメっ!あ、ま、また大きく  なったぁ」 「『ダメ』じゃない。『良い』だ。  気持ちいいを覚えるんだ。気持ちいいだ」 「はっ…ん、す ざくさ…きもち、良いよぉ」 「良い子…チュッ。もっと気持ちよくなろうな」 「ゃ…ムリっ、これ以上、気持ちいいの…むぐぅ…クチュ…んぁ」 俺の中に深々と挿さる楔が入口まで引き抜かれたかと思ったらまた深く挿さる ギューッと弱い所に押し付けられると、体が勝手に反り返りカタカタと痙攣を始めた 「あー、良い。涼太、お前の中は最高に良い  よ。この奥も…その内教えてやる。  全て受け入れるんだ。そうしたらもっと  気持ち良くしてやる」 ムリムリムリムリ こんな気持ち良いなんて知らないっ 「ほら、前も弄ってやるからイケよ。  今日特別な。」 「ひゃあぁ、イクッ!イクッ」 朱雀さんの腰が大きくゆっくり円を描く様に動いて俺の良い所を探し当てるとそこを何度も何度も何度も刺激してくる 「だから、イケよ。今日は前も触るけど  コレからは俺のだけでイケる様に躾る  からなっ」 声と共に腰が深く刺さり、朱雀さんの太くて長いそれは凶器と化し、俺の中を犯す。 「んぐっ、あっ、あっ」 「で、そのうち俺の声を聞いただけでイケる  様にしてやるよっ」 「はぅ…あ…ダメ…いっ ちゃ───」 カタカタ腿が震えて爪先が丸まる。 「イケ。」 耳元で朱雀さんの艶のある低い声が命じるように響き俺は勢いよく朱雀さんの手の中に白濁を放つ。 Sub性を満たす為のプレイじゃないSEX 「ん、良い子だ。上手にイケたな」 朱雀さんが俺に見せつける様に俺の放ったものを舐めている。あまりの羞恥に視線を外し、クスッと笑われたのがわかる。 尻にチンコ入れられるって気持ちいい… 「っ!ぇ?やっ、いったっ!いったのっ!」 「俺はまだだろ?ほら、腰引かない…」 「やっ!まだ体がっ、感じすぎ…ちゃっ」 朱雀さんの大きな手が俺の腰を引き寄せる。 なんで、こんな簡単に… 俺の体は最も容易くひっくり返されお尻を突き出す様な格好になる。 「こっちの方が楽だと思うから、そのまま受け止めてくれ。ほら、涼太もまだイケるだろ?ココが可愛いく涙を流すのを見せて?」 エロい。エロい。エロすぎる! 覆い被さる朱雀さんの息遣いが耳元でダイレクトに伝わり先程より深い所をえぐられる。 「涼太、涼太」と俺を呼ぶ朱雀さんの男のイク間近の切なげな掠れ声に触られて無い俺のチンコは熱を持つ。 ヤバイ…俺、淫乱かも…。 そして、朱雀さんはとっても若いと思わずにはいられなかった。

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