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女王陛下の騎士 10

 朝と同じく、マンションの来客用駐車場に車を停めると、明日の送迎は無理かもしれないと尚彦は言った。 「これ以上おまえに迷惑はかけられない。自分で何とかするから、気にしないでくれ」 「騎士クンがお迎えに来てくれるんだろ」  冗談めかした言葉には答えず、私は座席から滑り降りた。

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