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青いポインセチアの花言葉 9

「ずっと前から許可は出しておいた。キミが実行しなかっただけだ」  強い力で抱きすくめられ、タオルが足元へと滑り落ちる。  軽々と抱き上げられた身体がマイ・セミダブルのベッドへと運ばれると、喜びと期待と恥ずかしさで震えがきた。  ベッドに横たえられた私の上に重なるようにしたあと、彼は熱い眼差しで私の全身を眺めた。 「俺の想像以上のキレイさだ。ドキドキしすぎて心臓が破裂しそうだよ、ほら」  いつぞやのように私の手を自分の左胸にあてがおうとするが、それを振り払うと「こう見えてもせっかちなんだ」と告げ、自ら彼にキスをした。  唇をなぞったあとは強く舌を絡め、甘い唾液をすする。  積極的な口撃が効果を上げたらしく、結城の息づかいは次第に激しくなり、ゴクリと唾を飲み込んだあとは野獣のように挑みかかってきた。  耳朶を噛まれたかと思えば乳首を口に含まれ、舌で転がされる。どちらもウィークポイントで刺激されると弱い、私は自分でも驚くほど大きな声を上げていた。 「はあっ、あっ、あぁ」  久しぶりどころではない、四年ぶりの快感に我を忘れて乱れると、彼はえらく感心した口ぶりで「けっこう情熱的なんだね」などとかました。 「余計なことは言わない」 「はいはい」  胸元から下半身へと唇が滑り、辺り一体に熱いキスの雨を降らせながら、右手がペニスを、左手は睾丸をせわしなく愛撫する。 「あっ、ああ……もう、イッ」

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