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「これから本番‥‥」 シーンとした教室に残された小さい奴の言葉が響き渡る 「は?」 「これからが本番だったんですよ!何してくれたんですかーーッ この為に、この為だけにせっかく男子校を選んで来ての、初物ゲット頂きますッ そんな所だったんですよーー!」 「き、キメぇッ!!」 「でも‥‥」 バンバンと床に手を叩き打ち萎れているそいつが 「神谷が相手してくれるんですよね!」 顔を上げた頃には笑顔も笑顔 その可愛い顔から想像出来ない言葉をぶっ放す 「はぁああああ!?テメッ何言って!!」 「市 惣四郎です。ソウちゃんって呼んで下さい神谷」 「呼ばねぇーーよッ! つーか、何さっきから言ってやがるんだァァァ!?」 「神谷は男に抱かれた事は‥‥」 「な、ねぇーーに決まってんだろーーがっ、それ以上ナメた事ほざくと、ぶっ殺す!」 「ヤッターーーー!!神谷の初めてゲットです。1発ヤれば抜け出せなくなる程気持ちイイんで、是非ヤりましょーー」 「テメッ、何言って‥」 「神谷は僕の好み、どストライクなんですよ!! 入学式で見た瞬間、食べたいって思いました。 その絶対『受け』でない体、嫌がりながらも快感には勝てなくなりそうな感じが‥‥ 大好きですーーー!!」 「っ、っっざけんじゃねェェェェェ」 □□□□□□□□ 1年の初っ端からこんな奴に会ったのが運のツキだったのか、その後も俺がいくら突き放そうが、キツイ事を言っても 全然めげなくて それは今も変わらずで、段々と激しくなってきたセクハラに 毎日が騒がしくなった  

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