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⑥
コイツ、何言ってんだ!!
「‥ッ!‥や、め‥‥ぁ」
またこの感覚
独特の痺れる感じ
触りたいとふざけた事ぬかした野郎は、本当に体中に手を這わしてきた
そして、狙ってたのかそうかは定かではないが
俺の弱点をしっかりと押さえてのこの行動に‥
「ひッ!‥‥んン」
俺は、はっきり言ってなす統べなく
乃木の下で喘いでしまっているのが事実
「乃木‥耳‥」
「ん?耳か?もっと触って欲しいんだな!」
「ち、違ッ‥あ、くっ、ぅう…」
「ハハハッ、嬉しいか!」
「止めろ、~ッ‥‥あっ、ぁッ」
駄目だ‥
体が言う事効かねぇ
1番知られたくねぇ事聞くは、話しはズレてるは、嫌な事ばっかするは
ムカつくのに‥
ムカついて仕方ねぇのに‥
なのに、俺は‥
こんな奴に抵抗も出来ねぇうえに
さらには‥
「乃木‥ッ‥」
「ん?どうした、神谷?」
「の、乃木‥ぁ、‥熱、い‥くそ、‥‥‥変、だ‥‥ッ」
もっと強い刺激が欲しい、足りねぇなんて
頭によぎる事自体、有り得ねぇ‥
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