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向こう側の世界-3※
あっという間に優斗の肌は露になった。それを見て男は嬉しげにヒューっと口笛を吹く。
「綺麗な肌。これはホントにお前は、純潔だな。嬉しいよ」
ペロっと優斗の首筋を舐める。
「・・・ヤっ嫌!!やめッ…」
優斗はものすごい嫌悪感と恐怖でいっぱいになって必死で逃げようとした。だけど、身体が押さえつけられて動かない。
「可愛いね震えてる?でもね、暴れると結構危ないよ?」
男は2匹のゴブリンに向かって優斗の手を押さえるように言いつけた。
「お前!」
「"お前"じゃないよ。俺の名はギオだ」
「ギオ?」
ギオと名乗っているこの男は優斗の制服のズボンも引き下げ……というかこれも思い切り引き裂く。
「これは邪魔」
簡単に服を引き裂くとか、一体どんな力なんだろう?優斗には何が起きているのか、何で自分がこんなに目に会っているのか理解できなくて、パニックになる。
「いいね、とっても」
ギオは優斗の首筋に軽くキスをしてそのまま右胸の突起を舐めた。
「……!!」
優斗は身体をもう一度大きく震わせ、声にならない声を上げた。
「感じた?」
「感じるわけない」
「そう・・?」
ギオは優斗の下肢に行き成り触れた。
「……ヤ…!!」
嫌だ嫌だ嫌だ!!!逃げなきゃ逃げなきゃ・・・・。
これ以上何かされないうちに・・・。
優斗は圧し掛かっているその男を退ける為に必死で足をバタつかせた。手はゴブリンどもに拘束されていて動かせないけれどもそれでも少しでも動けとばかり暴れる。
「退けっ退けよっ!」
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