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湯の中-4※

それを聞いてランフィスは目を大きく見開いた。 「……身体は大丈夫?」 辛くないかと言われれば少し辛いし、身体のあちこちには違和感もあった。だけど、優斗はこの熱さをどうにかして欲しいと思った。 「……大丈夫、でも、優しくして?」 そう言って優斗はランフィスに柔らかくそっとキスをする。すぐさまランフィスにキスを返されて、そのキスをした唇がなぞるように首筋へとめぐり、さらに耳殻へと行く。その息が耳に掛かり優斗は吐息を出す。 優斗の身体は、どんどん熱くなる、その熱さはここの湯の所為なのかそうじゃないかわからない。その身体の熱さが少し怖くなって、身体を離そうと身を捩る。 すると、ランフィスは後ろから改めて優斗をぎゅっと抱きしめた。 目の前に、優斗の項が露に晒されていて、ランフィスはその項へ唇で優しく触れ、そこから背中にかけて口付ける。 優斗はその感覚にぞくぞくして思わず声を上げそうになった。 「声だして?ききたい」 「そんなの……」 "……無理" 優斗は、自分から言った事とはいえ、こんな真昼間の日が射している所での行為がとても恥ずかしいって事に今さら気が付いた。 だけど今更、止められない。 ランフィスは後ろから腕をまわして優斗の熱くなっている前の芯に触れ、それをほぐすように掌で掴んで扱く。 「……はぁ…」 優斗は小さく嬌声を上げてしまい、のけぞる。 無防備になった喉元にランフィスが口付けて、優斗の中心をさらに強く刺激する。 思わず優斗が腰を浮かすと、その浮いたすきにランフィスは、もういっぽうの手をするりと後ろの双丘の奥へと持っていき、やわやわと指を奥へと探り挿れた。 その奥のある所に触れられた優斗は、 「…あっぁ…はっ…!」 さっきよりも大きな声をあげる。 「ユウトが気持ちがいい声を上げているのはとても来る…」

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