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湯の中-5※

そして、そこを何度も何度も刺激する。優斗の腰が逃げるように動くと、今度は前の芯をぐっと掴んで上下に扱いて攻める。 後ろの指が中をさらに解すようにしつこく動かすランフィス。 気持ちのいい場所をわざと、はずしたり、また触ったりとする。 「はぁ…あん……」 前と後ろとの逃げ場のないこの強い快楽に息が継げなくて、優斗は思わず吐息なような嬌声を上げる。 「ラン…フィス…もうヤめ…」 優斗は自分の中心がはちきれそうになっていくのが分かった。 「止める?」 すると、ランフィスはその刺激を本当に止めてしまった。 「……ランフィス?」 刺激が無くなってもう少しでというすんでの所で止められると、優斗はやっと大きく息ができるようになる。だけど、もっともっとと腰が揺れる。 クスっという声が優斗の耳元で聞こえ、その耳朶をそっと甘噛みをされる。 「まって。まだ、だよ?」 ランフィスが優しい声を出した。 優斗は自分だけがこの快楽の中にいる事が、なんだかとても浅ましくて恥ずかしいと思えてきた。 「ランフィス……ごめん……」 「……大丈夫。いくらでも淫らになって?」 そして、さらに、優斗の後ろからそっと指も抜いてしまう。 「ここに腰をおとしてごらん?」 ランフィスの中心へと腰を落とせと言った。 "それは、自分で挿れろってこと?" (そんなのは無理。だって。あんなに……なっているのを挿れるとか)

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