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湯の中-6※

「ランフィス…無理」 「大丈夫。昨夜だって」 "挿れられたじゃない?" ランフィスは優しく囁いて言う。 (ランフィス。優しくしてって言ったのに…。優しいのは声だけじゃ…?) 優斗は恨めしそうにランフィスを見た。 なかなか出来ない優斗を、ランフィスは後ろから子供みたいに抱きかかえる。そのまま、自分の中心に座らせるようにした。 優斗はその中心の質量が大きくて、怖くて入れられない。本当にコレを昨夜、挿れたとか、考えられない。昨日は夢中だったしよく分かってなかった。 「だめ……ランフィス」 その時ランフィスがぐいっと腰を突き上げる。 その勢いで湯が波たつ。ふわふわと流されそうになりながら。 ランフィスのモノが入り込み、腰がうねる。 同時に自分の重みでも下へと沈み込む。ズブズブと挿入されていくのを感じて優斗は思わず大きく声をあげた。 「……んぁ…ああぁあっっ!!」 風呂の湯が波立ち、だけど構わずランフィスは何度も突き上げる。 「……ああッん…あッん!」 突き上げられるたびに優斗は声を嬌げる。 (身体が熱い。熱い。……これは、昨夜と同じ、白い光が出る……の?) 光。 輝く光が、優斗から溢れ生まれでてきた…。 止まらない。 光の束がどんどん溢れ出る。 「…ランフィス……もうイ・・ク」 「ユウト」 ランフィスは激しく優斗に口づける、舌が歯をなぞり探り、舌と舌が絡まる。深い深いキス。 同時に光に包まれて、その光がランフィスに取り込まれるようになって消える。 だけど昨夜と違うのは光が小さくそんなに出てないことだった。 昼間の、明るいサンルームだからなのか、これがどういう事なのか優斗には分からなかった。 ……… …… …

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