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相思-2※
「この黒い瞳もこの黒い髪も…綺麗だよ」
ランフィスは優斗の髪の先を手で触れる。
(そう言っているランフィスの紫の瞳のほうが綺麗なのに……)
優斗は反論するかのように心の中で呟く
「ユウトの紅いこの唇もとても好き」
ランフィスはまた優斗の唇にキスをする。
「そんなに紅い?何もしてないのに?」
「たぶんユウトの肌の色が白いから。あと、瞳も髪も黒いから目立つ。そこがとてもかわいくて綺麗だと思うよ……」
「……そんなに言わないでよ…恥ずかしい……」
「恥ずかしがらないでいいよ?だってここには、私とユウトしかいないから」
(いやそれが恥ずかしいんじゃない?)
ランフィスのキスはさらに下。優斗の胸のあたりにも行き、ピンクの突起の部分に"チュッ"と音を立てて口付けた。
「………っんっあっ…」
優斗が声を上げる。すると、優斗の頭の上でフッ…という含み笑いのような声が聞こえた。
「……ユウトはここキスをすると必ず声をあげるね。あと耳元?……ここが好き?感じるの?」
「……なんで……そんな事を言うの?」
「だってかわいいから…」
ランフィスはそこへ幾度となく口付けをして。さらに乳首の回りを舐めるようにもする。
そのたびに優斗は小さく声を上げてしまう。
「声もかわいい」
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