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触れたい-4※
ランフィスも自らの着ているものをそっと脱ぐ。ランフィスの逞しげな身体はいつみても、綺麗だと優斗は思う。
"……俺も同じ。俺もランフィスに触れたい……"
たがいに向き合って抱き合うと、肌と肌が直接触れ合って、胸と胸がぴったりと合わさる。どちらかの心臓の音がどちらの音でもあるかのように感じた。
印 の引き合いを抑えるブレスレットはいつからかすでに外れていた。だからなのか、とても抑えきれない。
互いの身体はとても熱い。
今度はランフィスからではなく優斗の方からランフィスの頭をそっと引き寄せて柔らかくキスを仕掛けると、ランフィスは少し吃驚した。でも、優斗のキスが終わって互いの唇が離れると、ランフィスが再びキスをし返す。
──軽いキスではなく
……深い…深い口付け。
唇と唇を合わせそのまま優斗のその少し開いた口元へそっと舌を侵入させる。
おずおずとしている優斗の舌先をからめそのまま口腔を蹂躙する。
──熱い息と声が漏れ聞こえる。
"…っん…"
息ができないほどの。強い口付け。
頭を支える手とその指に柔らかな優斗の髪が絡む。その柔らかい髪もとても愛おしいとランフィスは思う。
優斗が閉じた瞳をそっと開くと、目の前に長いまつ毛の瞳が見えた。
(ランフィスにキスをされてると溶けてしまいそう……)
ランフィスはその唇への口付けを終えると、触れ合う肌の上にも口付けを落とす。
"ユウトのここはとても綺麗でかわいい"
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