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触れたい-8※
その言葉を聞いた一瞬で優斗の身体全体が再び熱くなる。それを待たずにランフィスはそのまま自分のモノをあてがった。
優斗はその圧倒的な質感の感覚に一瞬、固まりそうになる。ランフィスと幾度となくシテもこの瞬間はいつも緊張するしためらう。
"力抜いて?"
ランフィスの声が優しく言う。
"……わかってる…んだけど…"
すると、ランフィスはあやすように優斗の頬に触れて優しく撫でる。
"大丈夫……"
そこから、ランフィスは止まることなく優斗の中へ侵入する。
"ああっッ……!!あ…んあっ”
声を上げているのかいないのか、優斗には分からなくなった、感じるままになっている。もう、声を押し殺してなんて事は考える余裕もなかった。
自分の中がいっぱいになっているのがわかる。
"ランフィス……"
"動くよ?"
優斗の中で激しく動き入れられて、もっと熱くなる。
身体も中も外も。
激しい嬌声と。
もっと…
と何度も言う。
それは、優斗の声かランフィスの声か分からない。
"………ああああああっっつ!!・・
優斗の中で爆発する何か。いつものよりも激しく来る。
ランフィスの息も上がる。
それは・・・そう、熱いのは。
気の力。
優斗が感じるままに力が巻き上がる。光がいつもよりももっともっとと渦になる。
………
……
…
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