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闇の国との終結-6※

そこから、続くのは声にならない小さい吐息。 肌に直接触れる息とそして温かさと。 優斗の掌とランフィスの掌と指と指が絡む。 ランフィスの掌が優斗の肌に直接触れそのままそっと優斗自身を掴むと 「ユウトのほうが気がはやいよ?」 "だってしょうがないじゃない?俺もランフィスが足りなかったんだもの?" 小さく呟くような声。は掴まれる刺激に耐えられずに "……あ…" 思わず声を出す。 「そんな声を上げれば」 ランフィスは再び深く激しく口付けて 「早くユウトの中に入りたくなるじゃないか」 「来てよ・早く」 「……もっとじっくり、ユウトを楽しみたいのに?」 「だったら……」 優斗もランフィスのモノにそっと手を触れる。 「ランフィスだってそうじゃない?」 ──そう。だから…… 優しくランフィスは優斗の後ろへ、なぞるようそっと何度も指で触れる。 ──やめてっ この感覚はいつでも慣れないと思う優斗だった。 「ユウトのいやはいやじゃないって知ってるから」 ──だから……と、ランフィスはぐいっと優斗の中へ指を挿れた。 "ぅあ。。。" 耐えられなくて目の前のランフィスの肩を掴んでしまう優斗。 だけど、何度も何度もその指は優斗のなかへ押し入ってくるのを感じてくるうちに、 もう少しではやくとせがむように腰が浮いて動いてしまう。 「──ユウト……」 「はやく……して?」 そう言って優斗は潤んだような瞳で見上げる。 「私もずっとずっとユウトが欲しかった……」 そして、指とは違った圧倒的なものが優斗の後ろに入って来た。 「……っ、ぁあっ…あっ!!」 ……この押し挿れる力と圧迫感と自分の中がいっぱいになる。その感覚にたまらず優斗は声を上げる。 ランフィスは暫くそのままにした後に、優しく、そっと 「動くよ?」 そう言った。 ランフィスが動くと、優斗のなかにあるいっぱいの圧迫したものがさらにさらに奥に押し入る。 その刺激は、優斗の身体じゅうへ駆け巡る。ランフィスは何度も何度もなかを突き挿れて、 「んぁぁ。ぁ…!…あ…」 そのたびに、優斗の声は上がり、声は喘ぎ声となる。 「ユウト……」 ……ランフィスの声が何故か遠いと優斗は感じた。 久しぶりなせいか、奥から爆発するような、何かがおこっていてそれがおさえられない。 それがどんどん膨らんで優斗の中から溢れてしまうようだった。 気の力、気の力の塊が 気の塊が爆発するように辺りを明るく照らす。それは優斗の中から現れてあたりをすっぽりと包む。 それは、いつもの倍のもの。 辺りを白くしてしまうほどのもの。 優斗の目の前も真っ白になり、何処にいるのか分からなくなっていくようだった。 ………… …… … .

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