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恋しく慕わしい 2

「今週のは終わらせてあるから。ま、来週のでやっときたいことは少しあるけど」 「随分、計画的だな」 「一世一代の大告白しようってのに明日のこととか気にしたくないじゃん。もしフラれたら何もしたくなくなるだろうし」 「よく回る頭だな」 少しあきれ顔で言ってのけると、焦げるよと言われ振り返ったら目玉焼きを少し焼きすぎてしまった。 「陽斗こそ仕事は?」 「俺も休み。基本的に平日の日勤だから。月に何回か準夜勤と当直とかはあるけど」 「じゃあ、今日明日はゆっくりできる?」 「う、うん」 あまりにも嬉しそうに言うものだから何かあるのかと思い恐る恐る頷くと、和臣は微笑みながら俺のことを抱き寄せて耳元で言った。 「休みの間、ずっと居てもいい?」 息が耳にかかってびくっとしてしまい思わず離れると、和臣はあからさまに不機嫌になる。 「なんで逃げるんだよ」 「は、恥ずかしいんだよ。初めてだから」 すると今度は途端に嬉しそうな顔をして笑った。 「何気に陽斗の初めてが多くて気分いいな」 「え?」 「初めてって言われて嬉しくない男なんていないだろ?」 「お前な……」 顔を赤らめるだけで何も言い返せない俺を見てまた和臣は笑う。 和臣はこういった言葉をさらっと言えるやつだからモテるのも頷けるんだけど、今は俺の心臓が持ちそうにないからやめてほしい。

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