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「良い事が起こり過ぎていませんか?」 「ぐっ」 実際起こっている 普段の何倍、何十倍とツいているからぐうの音も出ない 「私と交われば玲二さんの鼻クソみたいにつまらない貧相な生活が一変するんですよ?」 「鼻クソって、言い過ぎだろッ!」 「ああ、それではクソみたいな生活ですか?」 「ぉっ、前ッ!!」 「私の下で腰を振り気持ち良く鳴くだけで、貴方自身良い事が起こる…素敵じゃないですか? 玲二さんも、いえ玲二さんの体も喜んでいるようですし」 喜んでなんかねぇ! 昨日、今日と酷い言葉のオンパレード 我慢の限界と言わんばかりにブチッと音を立て切れた 「誰がお前で気持ち良くなった!あれはお前が無理矢理、俺に突っ込んだだけじゃねぇか! だったらニキ、お前が俺で気持ち良くなってるんだろ? 何度も中出ししやがって、まだ尻に違和感ー…」 と、突然 ドサッと、物が落ちる音 後ろを振り向けば… 「あ、ゴメンなさい!その聞くつもりじゃなかったんです。 安部さん、書類忘れていたから私追いかけて…」 「え゛ッ!ちょっ、花田さん?」 「安心して下さい。私、絶対言いませんから」 何が? そう思っている内に、はい!と手渡される書類 私、偏見ありませんから、頑張って下さいね! とも言われてさらに疑問が沸き起こる 「花田さ…」 「玲二さん、理解者がいて良かったですね。 応援してくれている方の為に、では今日の夜は昨日よりも激しくさせて頂きます」 「え?え?」 何が? 追っつかない頭に叩き込まれる意味不明の言葉 それは帰宅してから理解する事になる

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