12 / 28

(にににに、逃げねぇと!) アナの入口にヌル、とした硬いモノが当たり、ゾクッとした 本能でその熱さから逃げようと腰を動かせば… 「そんなに腰振って急かさないで下さい 今、私でいっぱいにさせてあげますから」 「違うって挿れんな馬鹿ッこの変態狼!!」 「力抜いて下さいね玲二さん」 「抜けるか…く、んぁ、あぁッ、ッ…」 白く灼熱の快感が突き上げてくる 挿れられた瞬間 男のモノで、イかされると思うほどで… 「想った通りです。貴方の身体は抱くたび、…くッ、…のめり込まされます」 「動くな…あ、あ、あ」 「だから、ッ、無理ですって、貴方は私で気持ち良くなるんですから」 俺の中でグイッと大きく硬くなったニキの形まで、奥に当たる亀頭の形まで分かって その言葉の通り、擦られ突き上げられると泣きそうなぐらい気持ちイイ 「ニキッ、そこは…マジ止めろッ、ぁああ」 「ほらまた腰揺らしてますよ、玲二さん。 口では嫌がっても私のを締め付けて、本当に嫌なんですか?」 当たり前だっ! そう言おうと開いた口から信じられないくらい、高い声が飛び出る ぐちゅぐちゅッと、止まらない抜き差しに 腹に付くほど勃った俺のモノを握り扱かれ 擦り続かれて… 「ニキッ、ニキッ…イきた、イかせろよぉ」 どうでも良くなった 「玲二さん…ッ、」 艶やかに名前を紡ぐ唇に吸い込まれるように唇を合わせ、 俺から舌を捩じ込み、腰を回す (気持ちイイッ、イきそ…) 「…っ…中に出しますね」 中でもどこでもいいからと、何度も首を上下に振って急かす 「ん、ッぁ、ああ」 熱い飛沫が中で放たれた瞬間 俺もコイツの腰に足を絡ませイってしまっていた 「玲二さん、聞いてます? 乳首触れば息荒くして、私の指を舐めてたの覚えてますか? その後、私のモノを口に含んで慣れない舌でしゃぶるは、身体を擦り付けて……腰が痛いのは、さて誰のせいでしょう? 人には一つはズバ抜けて良い所があるって聞きますけど、体だけエロい玲二さんって……」 「ッ、ッ…」 「淫乱ですね」 「言うなぁああああ!」 コイツがする俺への『恩返し』は着実に激しさを増していった ■■■■■■■■■■■ 野生の血をムラムラさせちゃう平凡兄さんが悪いのか? それとも毒いっぱいで煽る狼くんがいけないのか?

ともだちにシェアしよう!