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「あ、あのッ、俺で良ければ是非ー…」 前のめりで口を開いた時… 「彼女はいませんが、旦那はいますよね玲二さん?」 良く知った声が後ろから聞こえたと同時に 首を真上に引き上げられた グェッと喉が詰まり、天井が見えたと思った瞬間、そこには良く知った顔があって… 「ん、んんんーーーっ」 驚く間もなく重なる唇 すぐさま舌を挿れられ、顔を背けようとしたらガッチリ両手で顔を固定される 舌を吸われ、唾液が喉を通って行き 無理な体勢で上手く息が出来ない俺にお構いなしで、口腔深くまで舐めまわされ やっと唇が離れた頃には息も絶え絶えで、そんな俺に飛び込んできたのは… 「これ、私のモノなので申し訳ありませんが、連れて帰りますね」 恐ろしい事を口にした黒スーツに黒縁眼鏡のニキがそこに立っていた

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