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「っ、ッ、言わせておけばぁああッ」 「玲二さん?」 「元凶はニキ、お前だろうがっ!! 俺がもう無理って言っても、お前が何度も挿れては抜かずに中出ししてくるせいだからなっ。 しかも声我慢したらしたで、口塞ぐのを出来ないように両手で押さえ込んでくるし。 この頃はしつこいほど体弄くり回すから、少し触られただけで変な声が出るようになった…ん?だか、ら……」 そこまで言って、瞬間的にヒュッと喉が潰れる 俺は何を言った? 何をぶっちゃけた? 冷や汗が体から一気に噴き出す 時が止まったかのように、しばらくの沈黙の後… 「田中さん、このように玲二さんも反省しているようですので」 「そ、そそ、そうだね。じゃあ、そ、そう言う事だから…安倍さん、ほどほどにね」 赤面しまくった田中さんが気まずそうにそう言って、役目を終えたとばかりに足早に去って行き 玄関の扉がバタンと、虚しい音を奏で閉まる と同時に 俺はと言うと… 「さて、どうしましょう。ひとまず明日にでも皆さんに菓子折りを持って、お詫びに行きます? 『毎日声を抑えれないほど気持ち良くなって、ノリノリで喘いでいる安倍玲二です、気の済むまで殴って下さい』と」 「だーーーっこれも全部お前がッ、ニキのせいなのにぃいいいッ! も……もうヤダ、引っ越す… 田中さんにも最悪な事言った。これからこのアパートに住んでいる人とも顔合わせれない…」 全身の力が抜け、ニキの支えが無くなると床にへたり込む 恥ずかしくて死にそう 今度会った時、どんな顔をしたらいいのか いや、どんな顔をされるのか… そう思っただけで、泣きたくなってくる

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