4 / 10
第3話
兄さんたちと他愛もない会話をしていると、あっという間に学校についてしまった、、、
はぁ〜、どうしよう……………
まぁ、たかが登校してきただけだよ!うんっ!きっといくら兄さんたちといっても、そのくらいで騒がれることはな、、、、
「あれって、、」 「四ノ宮様だわ!」「キャー!」
あっ、ですよね。毎朝こうなんだろか、、
僕は、苦笑いで窓の外をみてしまう。
「今日は、千兎様なのね!」 「また、いつもみたいになってるし(笑)」
「百と那月は毎朝大変だなw」 「百様ー!那月様ー!」
兄さんたちはアイドルか何かなのだろうか………
あっ、そうですね。アイドルですね。
って!なんか、なれてる感じの人がいるよ………
「えっ、何あれ、、アイドルでもいるのか?」「もしかして…!」
「あれが、噂の…?」
うわぁー!入学初日から知ってる人までいるじゃん………
知らない子は、かるいハプニングを起こしてるし、、、
しかも、噂のってんなの?!
噂になるくらいに有名なのか………
千兎「3人とも、学校に着いたよ。」
百 「千兎兄ありがとう!ほらっ、那月!零!いくよ〜!」
那月「うん。千兎兄さんありがとう。零、行こっか。」
はぁ、覚悟を決めるしかないのか…………
百兄と、那月兄は車をおりた。
百 「みんな〜っ!おっはよ~!!!」
那月「おはよ。はら、百、零、いくよ」
千兎「零?行かないの?百と那月いっちゃうよ?まぁ、あの二人が零をおいて行くわけないけど……」
百、那月「「零いくよ!」」
僕は、諦めて兄たちと同様に車を降りた。
「誰かもう一人でてくるっ!」ザワザワ「誰だ?」ザワ、ザワ
「もしかして、噂の?」「??あぁ〜!噂のあの子か」ザワ
やばいよ…………何か言われてる。噂のって……何?
やっぱりこうなっちゃうよね。美形な兄たちと平凡な僕が一緒に登校なんて……
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
生徒side
「何あの子…………あれが噂の天使……!!」「あれが、四ノ宮家の末っ子……」
「やべーじゃん!!超、美少年じゃん!!」「かわいっ!!」
「さすが、四ノ宮家っ!!」「噂には聞いてたけど…………」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
兄side
百(あっ、やっぱりこうなっちゃうよね!!零ってば、超〜絶かわいいんだからしかたないよね! でも…………)
那月(はぁ〜、またこうなるのか………中学でもすごかったけど、高校ではもっとか………零が可愛いのはわかるけど!!でも………)
千兎(あらあら、やはりこうなってしまいましたか。可愛過ぎるのも罪ですね。でも…………)
(((これ以上ライバルを増やすわけには………!!!どんな手を使ってでも排除しなければ(くっちゃ)(いと)!)))
ともだちにシェアしよう!