でかい手が、友達の上で揺れる僕の胸を撫で始めた。 　見えないデカい指。 　そっと乳首を摘ままれて、思わず感じです背中を反らす。 　きゅんと友達を締め付けてしまう。 　友達が呻きながら、顔色を変える。 　見えないけれど友達も不自然にうごき始めた僕の身体から、ソイツの存在に気付く。 　来たのだと。 　 　乳首を摘ままれながら、もう勃起していた性器を擦られた。 　身体が揺すられ、友達のが僕の中で捏ねるように動くので、擦られる性器の熱さ、乳首への甘いいたみと共に感じてしまい、声を挙げてしまう。 　言葉じゃなく、言われていた。 　気持ちいいだろ？ 　気持ち良くしてやる。 　ほら、こんなに、と。 　乳首を潰されながら、性器の先の穴を指でほじられた。 　穴の中の友達の性器が感じて動く僕の身体に捏ねられ、甘くあちこちをついてくる。 　ああ、いい 　いい。 　そう思ってしまう。 　 　何より、手は教える。 　気持ち良くしたいんだ、と。 　その指の愛情深さを知る。 　この指は僕がどこを感じるかをずっと学び続けてきたこと。 　もう知ってた。 　痛みの寸前で乳首を摘ままれ、ゆっくりはなされるその余韻が好きなことも、先端の穴を責められて、泣いて苦しむことが、本当は好きなことも。 　友達と繋がる穴の境目さえ撫でられた。　　 　見えないものは友達が僕を抱くことさえ許していた。 　僕が。 　僕が。 　気持ち良くて喜ぶから。 　「ヤツらはとても愛情深い」 　男の言葉が頭をよぎる。 　腰を掴んで、僕の腰を動かし、リードさえしてくれた。 　その動きは自分ではわからなかった、友達の性器の味わい方を教えてくれて、僕は涎を流しながら感じてしまう。 　「こんな風に・・・擦られんの・・・こんなの・こんなの・・いい」 　叫ぶ口が優しく塞がれた。 　分厚い唇。　　 　そして、巨大な舌 　デカいモノが、僕の中に入ってくる。 　舌を必死で絡めて受け入れる。 　友達を受け入れてる中も、友達をほしがり蠢く。 　　　 　舌も、穴の中の襞も、それを欲しがり貪ることを止められない。 　身体の下で友達が呻いた。 　「ぐあっ・・・」 　苦痛のように呻き、僕の中に吐き出す。 　それを穴で飲む。 　 　口の中でデカい舌の唾液を求めて飲むように。 　腰を揺らしながら、舌をもとめる。 　舌が存分に口の中を犯してくれた。 　友達の性器も、また僕の中で育っていく。 　「ふぐぅ」 　友達は呻く。 　もう自分からは動かない。 　耐えるように、シーツに爪を立てている。 　まるで犯されているのは友達みたい。 　腰を掴んで、深く回され、中でじっくり友達の性器を味わう。 　亀頭、竿、その感触の全てを。 　気持ちよくて。 　愛しい。 　口の中を優しく犯す舌に陶然となる。 　ああ、気持ちいい。 　たまんない。 　もっとももっと。 　頂戴。