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第14話

目を開けたらベッドの中で辺りは日が昇り明るくなっていた 俺はあの後成世の手でイかされた挙句、逆上せて気絶したらしい ガチャ 「あ、起きてた?」 「あれ、暁夜?なんで?」 「あー、組長は朝から仕事だってよだから俺が来た」 そーいえば暁夜は俺の監視役だっけ... 「咲人さん朝ごはんは?」 「食べる」 「いただきます」 ぱくっ え、美味... 日高さんといい暁夜といい何ヤクザってご飯作んの上手いの? そんなことを考えながら俺は食べ続けた 「ご馳走様でした」 「はーい」 「んー、、、暇!!」 ご飯食べたあとはテレビを見ていたが、平日の昼間やっているのは ワイドショーやよく分からない番組... そーいやスマホどこやったっけ確か部屋に... そう思い成世に与えられた自分の部屋に行く 「あ、あった」 スマホを手に取り俺はふと思いついた 「SNSってログインすれば前のアカウント使えなかったっけ」 それが出来れば柊輝(しゅうき)のアカウントも繋がってるはずだから連絡が取れる 「やってみるか、まずアプリ入れて 前のスマホにあったアカウントにログインして...」 (で、できた。) リビングに戻ってからアカウント名やパスワードを入力して 前のアカウントにログインする事ができた (パスワード全部統一してて良かった...) 取り敢えず柊輝とのDMいって学校変わる事だけは伝えたい そう思い柊輝のアカウントを見つけDMを開こうとした時 ヒョイ 「え、」 「なーにしてんの」 「きょ、暁夜...」 いつの間にか俺の座っているソファの後ろに来ていた 暁夜にスマホを取られてしまった 「前のスマホのSNSにログインしたんか、」 「か、返せよッ」 スカ 取り返そうと手を伸ばすが避けられてしまう 「ダメに決まってんでしょ、組長にバレたらやばいだろうね〜」 「そ、それは」 成世にバレたら今度こそ何をやっても学校に行かせて貰えなくなるッ... 「今回だけは見なかった事にしとく次は報告する、わかったな」 暁夜の言葉には少し驚いた 「わかった......」 ほんとうに危なかった...次はもっと上手くやろ 「あと、組長にはスマホ確認するように 言われてるから、ちょこちょこ確認するよ」 「えッ!?」 「なに?」 「い、いや何にもない」 (次はバレないようにやろうとしたのにッ...) その後はYouTubeで動画を見て、ちょこちょこ暁夜にスマホチェックをされながら ダラダラとすごし、お昼ご飯を食べてからも同じように過ごしていた ガチャ 「ただいま〜」 夕飯を食べ終わったあとのゆったりタイムを過ごしていたら成世が帰ってきた

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