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第15話

「そろそろ離せよ、風呂入りたい」 俺は今成世の膝の上に乗せられバッグハグ状態で固定されている 「やだ、さくに癒されたりない」 成世は帰ってくるなりソファに座っていた俺に飛びついてきた 「はーなーせッ!」 「やーだ」 「暁夜!助けて!!」 「いやー、無理っしょ」 片付けをしていた暁夜に助けを求めるが苦笑いで断られた... 1時間後 やっと離してくれた... 「さく、お風呂入ってきていいよ」 「ん、」 「ふぅー」 久しぶりにゆっくり入れる... 明日から学校か、そーいえば日高さんまだ来てないよな忙しいんかな そんなことを考えながら逆上せる前に上がることにした 「あ、あがった?」 「うん、あれ日高さん?」 「こんばんは咲人くん制服と教科書類とその他諸々のプリント持ってきました」 「あ、ありがとうございます」 「俺もう寝る」 「もう寝るん?あ、じゃあスマホちょーだい」 「??なんで」 「夜は俺が預かるから、はやく」 「わったよ、はい」 俺は成世にスマホを渡して部屋に向かった 「取り敢えず明日の時間割だけ揃えとくか」 時間割を見ながらカバンに教科書類を入れてベッドに入ることにした 「寝るか、」 ガチャ 「さくー、朝ー!」 「んぅ〜」 「早く起きないとキスすんぞ(耳元)」 ガバッ! 「フフおはよ」チュッ 「はよ......は?!」 「何すんだよッ!」 何が起きたか言うと成世が俺のほっぺにキスしてきた、ちゃんと起きたのに! 「いいじゃん」 「良くないッ!」 「朝ごはんできてるから着替えて早くきなよ」 パタン 朝から最悪だ...早く着替えよ。 ガチャ 「流石俺のさく似合いすぎ」 「お前のじゃねーし」 「まぁ近いうちになるんだし変わらないよ」 「だからならねぇって」 「はいはい、そう言ってられんのも今のうちだから」 「早く朝ごはん食べちゃお、今日は俺の車ね」 「ん、」

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