「はい、どーぞ」 少しして安積さんは1口サイズに切った サンドイッチを積み上げたものを持ってきた にしても量多すぎじゃね...？ 「これならちょこちょこ食べられるでしょ」 フフン とドヤ顔をしながらいってきた そんな安積さんを見て俺は自分の為に考えてやってくれた事が素直に嬉しかった 「...ありがとう」 「いただきます」 俺は安積さんが作ってくれたサンドイッチをつまみながら自分でできる限り 勉強を進めることにした ...分からないところ成世に教えてもらお 「うわっ、こんな問題解いてんの？」 黙々と問題を解いていたら安積さんがそう言ってきた 「うん、俺もよく分かんない」 分かんないんかよ‪w と笑いながら話を続けた あの学校レベル高すぎだろ... もう分かんないし、後でいいや You〇ube見てよ その後You〇ubeを見たりゲームをしたりとダラダラと過ごしていたらあっという間に 日が沈み出していた すると玄関の方からガチャリと音がした 「ただいま」 スーツを着崩しながら成世が帰ってきた 「あ、成世」 「おかえりでしょーが」 「おかえり、おかえり〜」 ワシャワシャと俺の頭を撫でながら成世は 部屋に着替えに行った てか、また子供扱いされたし… ラフな格好に着替えてきた成世と安積さんが何かを話していた 話が終わると成世は俺を持ち上げて自分の膝の上に座らせてきた 「うわっ……ちょ、くすぐったい、何？」 後ろから抱きしめられて首元に頭を埋めてくるからムズムズする... 「んー…充電中……」 充電って... 数十分後──── 「なぁ、もう離せよ」 そろそろ疲れてきた… 「えー、」 言っても離してくれなさそうだから遠くにいた安積さんに目で助けを求めてみた 安積さんはちょっと困ったように おれぇ？ って感じの顔で見てきたが渋々成世に声を掛けた 「あ、あの組長…？」 安積さんが声をかけると成世は 低い声で あ？ と言うので安積さんもオドオドしながら話しをつづけた 「きょ、今日の報告を…」 報告って何のだ？……俺のか 「あーはいはい」 成世は文句を言いながらも俺の事をおろして 机の方へ向かった 俺はまた捕まらないように部屋に逃げ込むことにした てか、そろそろ学校行きたい、勉強ただでさえ追いつくのに必死なのにこんなに休んでたら俺死んじゃうよ？ 成世に言ってみるか…良いって言うんかな んー、、