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第48話

強制的にお風呂に連れてかれてそのまま洗われた 湯船に浸かるときは成世が後ろから抱きついてくるような形で浸かっていた 「なぁ、俺明日学校どうやって行くん?」 明日は誰も来られないって言ってたし俺1人で学校行くなって言われてるしどうすればいいんだよ 「え?休ませるに決まってんじゃん」 「え?!やだッ!」 「さくー、我儘言わないで?」 我儘って...... 「だってやっと……やっと学校行けたのに...」 まだ数回しか今の学校に通えてないしクラスの人達とちゃんと話せてない 「取り敢えず上がろ?さく逆上せちゃうよ」 成世にそう言われ湯船から取り敢えず上がることにした 「いいじゃんッ!1日くらい!」 「だーめ、さく1人だと危ないでしょ」 成世はスーツに着替えながらそう言った 1日くらいいいじゃん... 「じゃ、じゃあ、、明日一人で行ってもし なんかあったらもう一人で行くとか言わないから!」 「えー.....」 成世は考え込んで軽くため息をついてから 「わかった、いいよ」 「え?!まじ?」 成世が許可してくれるとは思ってなかったから思わず声のトーンをあげた 「でも!俺が居ないからって門限破るなよ?」 「う、うん」 「じゃ、俺そろそろ行かなきゃだから」 「あ、うん行ってらっ…」 俺が行ってらっしゃいと言おうとしたら成世が俺のおでこにキスをしてきた 「なッ……//」 「いい子にしててね、行ってきます」 ニコと笑いいつもの様にワシャワシャとに俺の頭を撫でて出かけて行った 成世が出かけて行ってから早2時間…… 今の時間は22時、寝るにも早いしかと言ってなにかすることも無いし......暇だ!! スマホも知らぬ内に21時でロック解除出来ないようになってて使えないし... このバカでかい家で一人で過ごすのつまんない。もう寝るか… 寝れない…なんで...いつもすぐに寝れるのに いつもはなんだかんだ言って結局成世と寝ることが多かったし自分の部屋で一人で寝るのは久しぶりだからか? なんか恥ずかしいけど寝るためにはしょーがない…行くか。 朝──── 「んー!…」 今日は目覚ましを早くかけ起きて大きく背伸びをした、身長を伸ばすには朝に背伸びをするといいってどっかで聞いたことがあるけど俺の場合未だに効果が出てない... 俺が昨日どこで寝たかと言うとあの後成世の部屋に行ってベッドに横になった そしたらびっくりするくらいすぐに寝れたし このこと成世には知られたくねぇな…… そう思いながらも準備を終えて家を出る時間までゆっくりする

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