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そして僕は耐えきれず自分から性器に刺激を与える。人が見ているというのにこんなあられもない姿を晒すなど考えられないと思っていたけれど、体は本能に忠実にできていて、僕の現状などお構いなしだった。
気づけば僕の手から先生の手ははずされていて、僕と先生の体は離れている。
「いいよ、八嶋くん。オナニー上手だね。おうちでいっぱい練習してるのかな?」
僕は自分を慰めることに夢中で先生がなにをいっているのか聞こえない。さっきは触って欲しくても触ってもらえなかったところをひたすらに擦って、余裕のない息を吸って、吐いて、絶頂に向かおうとしている。
「そろそろイきそうかな。我慢させすぎちゃったよね。い
いよ。イって。」
快楽の波がすぐそこまできていてダムに堰き止められた水のように今に決壊して何もかも流れ出してしまいそうだ。意味は理解できないけれど低い先生の声が脳に直接届くようでいつも一人でしている時よりも明らかに興奮していて気持ちがいいのはいうまでもなかった。
まもなく絶頂に達した僕は、自分がどこにいるのかも忘れて隠す気もないほどに大きく快楽を受け入れるような声とともに、学校の保健室のベッドが汚れる心配もせずに精を吐き出した。
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