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告白 7

 「夢・・・」  僕は呟いた。  腕の中でなんでか震えているアイツの顔に手を伸ばした。    「何すんねん」  そう言って抵抗しようとするアイツを片手で抱きしめるだけでその力を奪う。  弱い。  弱すぎる。  何この弱さ。   夢やからか?  妹ならここから腕をとりにきて、極めにくるぞ。  ずっとしたかったことをした。  長い前髪を払い、眼鏡を外した。    顔がずっと見たかった。  「・・・やめろや!!」  アイツが叫ぶが気にしない。  夢やし。  「・・・やっぱり夢やん」  僕は呟いた。    夢だよな、そう思った。    真っ赤になって必死で僕から顔をそらそうとしている顔は・・・びっくりする位綺麗だった。  女の子みたいではないけど、めちゃめちゃ整ってる。  何、これ、さすが夢。  「見んな!!」  アイツが叫んで・・・悔しそうに・・・泣いた。  透明な涙が綺麗なアーモンド型の目から零れていく。  なんか胸がつかえて、それを目を見開いたまま見つめる。  なんや。  なんか。  なんか。     「見んといてや・・・」  クシャクシャに顔が歪んだ。    ぞくぞくした。  この夢すごい。  「夢やもんな・・・」  僕はささやいた。  涙を・・・舐めた。  舐めたかってん。    「お前・・・何・・・!!」  アイツがなんか必死で暴れはじめたけど、まあ、こんなん大したことない。  弱すぎる。  さすが、夢。    いつも皮肉な笑みを浮かべる唇は今は怯えてたように震えている。  それがなんか、いい。  唇を舐めた。   その感触が気に入った。    「何す・・・」  アイツが何か叫びかけたけど気にしない。  夢なのでしたことなかったことをした。  唇を塞いで、その口の中をなめてみた。  アイツの身体が抵抗ではない風に震えた。  アイツの舌が動いた。  僕のに絡まった。  ほら、やっぱり夢やん。  こんなんしてくんねんで。  僕は夢中になって舌を舐め合い、舌を吸った。  夢は・・・心地よかった。  どこまでできるんやろ。  夢でどこまで・・・て、なんで僕は同級生の男にこんなことしてんの?  やっぱり夢やからやな。  僕は納得した。  だからアイツの制服のシャツに手をかけた。  また抵抗がはじまる。    大したことないけど。   押さえつけてシャツを脱がす。  面倒くさくなって、引き裂いた。  この方がはやい。  「やめろや!!やめろ!!」  叫ぶ声も気にしない。  夢やから。  たったと上半身を裸にした。    うわぁ・・・。    すごい全く肉がない。  真っ白な身体・・・肋骨が浮いていて・・・肉のないうすい身体。    「見んなぁ!!見んといてぇ!!」  アイツが泣き叫ぶ。    僕はそんなん無視してじっくり見る。  見るに決まってんやん。  夢やし。  片手両手は頭の上でひとまとめにして足は身体で押さえつけて動けなくする。  抵抗しているつもりのか弱さが可愛い。  「・・・お願いやから・・・見んといて・・・こんな身体みっともないやろ・・・」  アイツは顔を背けて泣きながら言った。  「見んといて・・・お願いや・・・お前にだけは見られたな・・・」  最後まで言わせへんかった。  泣き顔とか、アイツが泣いて懇願するとか、僕だけには見られたないとか言うてんのとか、めちゃめちゃ白い身体とか、乳首だけがピンクなんがエロいとか、  全部、キた。  僕は獣みたいに叫んだ  胸にむしゃぶりついた。  舐めまくった。  吸った。  吸いまくった。  噛んだらたまらなくなって、血が滲むまだ噛んでた。  白い肌のあちこちに吸って痕をのこして、噛みついた。     「痛い・・・痛い・・・」  泣き叫ぶアイツの声は、何故か僕の欲望を増す。  この夢、何、すごい。    僕はさらにアイツのズボンを引きずりおろした。     やっぱりそこは男のもんで・・・僕のよりは可愛いらしいけど、やっぱりしっかり男のもんがついとった。  痛い痛い言うてるくらいやから可哀想に元気はなかった。    けど、それ見てもなんでか萎えん。  僕のはもうギンギンになってた。  むしろそれ見たら余計にエラいことなった。  なんで?  夢やからか。  納得する。  なんでか分からんけどそうしたなって、アイツのを手で扱いた。  人のをそんなんしたのは・・・初めてやった。  なんか無性に興奮した 。  「・・・なんで?・・・ああっ・・・なんで?」  アイツも訳がわからないといったように叫ぶ。  こすってやれば、すぐに反応した。    「やめろや・・・なんで?なんで?・・・ああっ」  声を上げて腰が揺れるのがヤバい。    

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