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狩り 3
「ええよ・・・おいで」
少年はソイツに向かって笑った。
そのいやらしい笑顔に、ソイツはふらふらと立ち上がっていた。
その白い身体を撫で回したかった。
そのピンク色の性器を咥えたいと思った。
そして・・・その柔らかく緩んでいる穴を舐めたいと思った。
おかしい。
この身体に突っ込むことは何度も考えた。
でもあくまでも、咥えさせて、突っ込む・・・それくらいしか考えていなかった。
泣き叫んでる少年をガンガン犯す、そんな妄想しかしなかった。
それなら、男の身体でも楽しめると思った。
痛めつける楽しさもあるはずだと。
でも、今・・・。
ソイツは跪いた。
少年の言葉に支配されるように。
少年の脚の間に。
少年の顔が脚の間から見えた。
「舐めるんや・・・穴からな」
少年は優しく言った。
ソイツは舌を突き出した。
そこが舐めたかった。
震えていた。
男のケツの穴やぞ
理性はそう言った。
女のんでも舐めへんのに。
何度か試した女とのセックスの時でさえ、その穴がいやらしく見えたことはなかった。
でも今、濡れたそこは・・・いやらしくてひくついていて、少年の指に絡みついているのが見えて・・・。
ソイツは声をあげてむしゃぶりついた。
舌でそこに触れてからはもう止まらなくなっていた。
必死になって舐めた。
舐めまわした。
「ああっ・・・ええっ・・」
少年の蕩ける声の甘さが脳を焼く。
舌で穴をつついた。
穴は柔らかく蕩けている。
指を入れながら舐めた。
指に熱く粘膜が絡みつく。
熱い熱い。
指で広げて中まで舐めた。
「ああっ・・・ええっ・・・濡らすんや・・・お前のんをここに挿れるんやからな」
少年に頭を撫でられた。
その指の優しささえいやらしくて、脚を押し広げ、ソイツはそこを存分に舐めた。
唾液をそそぎこんだ。
そして、そりあがった少年の性器も舐めた。
夢中になってしゃぶった。
男の性器を咥える少年を、あれほど軽蔑していたくせに、ソイツは今、夢中でしゃぶり、穴まで舐めている。
飢えた犬が餌を貪るように咥え、しゃぶり、舐めた。
じゅるじゅると濡れた音が響く。
「ええ・・・ええよ・・・もっとして・・・ああっ・・・」
少年の声が頭を焼く。
ソイツは少年の精液すら飲んだ、出し終わったモノを絞りとるように舐め吸った。
貪った。
その味さえ、匂いさえ、ただただ欲望を刺激した。
舐めたい。
のみたい。
性器を舐め、穴を舐め、音を立てて吸った。
ふふふ
少年は笑った。
少年は気持ち良さそうに背中をそらし、ソイツの髪を誉めるように撫でた。
「いい子やねぇ・・・あっ・・・ええ・・・気持ちええ」
少年は淫らに脚で股間にあるソイツの頭を挟み込んだ。
頭をそこに押し込むように。
そうされなくてもソイツは、もう夢中だった。
穴や性器を舐めまわすことに必死だった。
ジュルジュルと舐め、吸う音だけが響いた。
少年は声をあげて、その舌を楽しんだ。
「・・・なぁ、もう挿れて」
少年は甘く囁いた。
指やモノを挿れて後ろで楽しむことは自分でしてきた。
でも、本物を挿れたことはなかった。
そこに欲しかった。
ソイツは汚れた顔を手で拭いズボンを下ろした。
少年は笑った。
オモチャだ。
楽しむためのオモチャだ。
脚を広げ、自分で穴を広げて誘った。
「来いや・・・」
声は甘かった。
上気した顔、濡れたように光る真っ黒な瞳。
唇から覗く赤い舌。
真っ白な肌。
濡れた性器
濡れた穴。
ソイツははぁはぁと息を荒げた。
こんなに興奮したことはなかった。
少年は指でそこをかき回してみせた。
穴の中の粘膜の色は淫らに赤く。
瞳の闇はどこまでも黒く。
赤さが身体を焼く。
黒さに絡め取られ沈む。
手を伸ばした。
伸ばしてしまった。
脚を押し広げ、何も考えず押し入った。
「はぁっ・・・」
少年は背中をしならせた。
ああ、本物は・・・やっぱりいい。
少年は微笑んだ。
さあ、このオモチャで楽しもう。
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