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それから4
目が覚めて腹を満たしたら、する事なんか気まってた。
めちゃくちヤった。
「許してぇ・・・」
泣き叫ぶアイツを背中から両手を押さえこんで、奥深くを味わう。
「嫌や嫌や言うても、お前中、めっちゃ痙攣させとるやん、絞ってくるし」
僕がそう言うとアイツはまた泣く。
恥ずかしくて。
知ってるで。
僕の行為に耐えるために、お前の脳はこれを快楽に書き換えとる。
だから、お前が乱れるのは、お前のせいやない。
僕のせいや。
だけどそんな自分を恥じるお前がたまらへん。
セックスてのは屈折すればするほどなく気持ちええなぁ。
たまらんわ。
感じる自分に自己嫌悪してるお前、最高や。
「これ好きやろ?」
奥を狙ってねっとりと腰を使う。
「あっ・・・」
声もなくなるほどにアイツは感じ喉をそらす。
ホンマならイク。
中からも前からも。
でも、中からはイケても、勃ちあがったそこからの解放はない。
僕がしばってるからな。
「解いて・・・解いて・・・お願い・・・出したい・・・」
アイツの泣き声が可愛すぎる。
「あかん。今日はとことんするから、出したらお前疲れるやろ」
僕はそう言いながらアイツが好きな風に動いてやった。
「お願い!!お願い!!ああっ!!!」
泣き叫ぶアイツが僕を締め付ける。
僕はその中でたっぷりと放った。
最高や。
お前ホンマに最高や。
可愛い。
「お願い・・・解いて・・・」
涙目で見られて、またたまらんなった。
「・・・僕がもう一回イったらな」
僕は今度は正面を向いて抱き合いながら言った。
「そんな・・・ひどい・・・」
アイツがなく
なんて可愛いんや。
乳首を摘まんでやったらまた泣いた。
「うんと我慢して出した方が気持ちええで?」
僕は優しく言う。
僕は我慢せんけどな。
乳首にむしゃぶりついた。
そこを味わいながら、腰を、回す。
口の中で尖り溶けていく乳首、絡みつく穴。
舌が蕩けて、僕のチンポも溶けそうや。
「いやぁ」
感じいって、そらさせる背中を抱き寄せる。
可愛い。
可愛い。
乳首に歯を立てた。
「痛っ・・・」
上がる悲鳴も愛おしい。
喰いたい。
このまま喰ってしまいたい。
悲鳴をあげるお前を生きたまま喰らい尽くして犯したい。
その欲望はずっとあるやろう。
でもしない。
「ひどい・・・ひどっ」
泣くアイツを貪る。
乱暴にただ揺さぶり叩きつける。
首筋や肩を噛む。
血が滲むまでは噛まん。
耐える。
愛しすぎて・・・喰らい尽くしてしまわないように耐える。
アイツが泣く。
完全に顔は苦痛のそれや。
それでも勃起したアイツのチンポは萎えへん。
またトロトロと縛られたそこから濡らしていく。
「酷い方がええくせに・・・ホンマは優しくされたら怖なるくせに・・・」
僕は言わずにはいられない。
アイツは僕の好きな抱き方はホンマは好きやない。
優しいされるんが好きや。
でも、酷くされる方がアイツには楽なんを僕はもう知っていた。
「性処理されとる思う方が、愛される思うより楽なんやろ・・・」
もう聞こえてないその耳に囁く。
優しく優しく抱いた時の、怯えるコイツは痛々しいほどや。
まあ、それも楽しいのは僕の性癖なんやろね。
愛してる、と囁いて追い詰めてもええけど・・・もう少し時間をあげるからな。
僕は優しいんや。
乱暴にえぐった、残酷に突いた。
首筋を噛んだ。
アイツは悲鳴をあげながら・・・それでも中でイった。
僕もまた中で放った。
絞りあげられ、呻く。
ごっつい気持ちええ。
中僕のでいっぱいにしたるからな。
「出してええで」
引き抜き、アイツの縛ったそこを解いてやり、許してやる。
「うぁぁっ!!」
わけわからんなって叫びながら、背中をそらし、腰をふりながらそこから迸しらせるアイツはたまらんくらいいやらしかった。
ひくひくと身体は痙攣し続け、アイツの目が何も見えないような虚ろさを映す。
その身体を撫でた。
触れただけで身体が跳ねる。
イき続けている身体はそれでさえツライのだ。
「触らんといてぇ・・・ああっ・・・あかん・・・」
身体を小刻みに震わせ、泣くけどそんなん可愛いだけや。
焼けた鉄でも押し付けられたみたいに指に身体を反応させる。
こんなんチンポ触ったらどうなんの・・・って思うやん?
だから触ってやれば、身体をそらしまくって泣いた。
もっと酷いことしたりたくなるやん?、かわいくて。
だから口で出したばかりのそこを絞りとるように吸ってやる。
「いやぁ・・・やめてぇ、やめて!!」
上げる悲鳴が可愛すぎる。
手でこすりながら口でしごきあげた。
「あっ・・ひぃ・・」
アイツはもう声さえ出ない。
笛みたいに喉を呼気で鳴らした。
出さないで今度はイった。
震えまくっている。
「も・・・無理やから・・・無理やから」
アイツがすすり泣く。
ガチガチに震えている。
快感と緊張で、心も身体もバランスを失いコントロールがきかなくなってるんや。
何言ってんの。
こっからが本番やん。
僕は笑ってしまう。
楽しい。
楽しい。
喉の喉深くまで突っ込んでやろうか。
喉の奥で放ってやる。
僕の足の指を舐めさせながらオナニーさせてやろうか。
屈辱的な行為に泣きながら、それでもしてくれるやろう。
いやらしい言葉を言うまで、イかせんとジリジリ炙ってやろうか。
恥ずかしがりながら最終的には叫ぶやろ。
ヤらしい言葉を。
なんでこんなにもお前は可愛いんや。
お前にはその方が楽やろう?
「愛してる」と囁かれて、優しく抱かれたらお前、怖くて怖くて怯えてしまうやろ?
今でも怯えてるけど、それは快楽と苦痛だけの話や。
慣れてきてるやろ?
「酷い・・・酷い・・・」
アイツが泣く。
泣いても許したらん。
その頭を無理やり僕の股間に押し付ける。
強力に口に突っ込んだ。
「んっ・・!!」
アイツが苦しげに首をふる。
空気を求めて。
でも、気にせず、喉に僕のを押し込む。
乱暴に喉を犯す。
苦しそうにアイツはえづく。
「酷いんはお前や・・・」
僕は口蓋や喉の奥で擦りながら呻く。
こんなんもう、全然平気なくせに。
僕が愛してると認めてもくれん。
でも、いつか。
いつか。
喉の奥で放ち、アイツのむせる声を聞く。
引き抜き、顔をそらせようとする顔を覗き込む。
苦痛で流れる涙、口から零れる精液。
ヒューヒュー、酸素を求めて鳴る喉。
ああ、酷いことした後のコイツってなんでこんなに可愛いんやろ。
「可愛い。めちゃくちゃ可愛い」
そうとだけ言う。
怯えないように愛してるとは言わんといたる。
「変態が・・・」
アイツが涙で潤んだ目で僕を睨む。
僕は笑う。
こんなもん、まだまだや。
どんなに思っても片思いの相手に、少しばかりの恨みをこめて、今日はお前を抱いてやる。
「まだしたことないことしよか?」
僕は囁き、アイツは青ざめる。
「させてくれるやろ?」
僕はアイツの耳を齧りながら尋ねる。
「・・・うっ・・・」
アイツは泣く。
怖がって泣く。
どんなことされるんやろな?
怖いなぁ?
でも拒否しないやろ。
怯え切ってても。
分からんからこそ怖くてたまらへんやろ。
でもするで。
コイツがホンマに怖いんはこれからするどんな行為でもないからや。
だから僕は躊躇しない。
「最後は優しくしたるからな?」
そう、それが一番コイツには怖いことなのを僕は知っている。
最後は怖がらせたる。
優しく優しく抱かれて、お前は怖くなる。
「愛されてるんじゃないか」と考えてしまって怯える。
そんな夢を見てしまうことに怯える。
怖くて、感じて、欲しくて、お前は泣き叫ぶやろ。
僕は怯えるアイツの目を覗き込む。
ここにあるのは僕しか触れられへん心や。
触れて感じる心は確かに愛なのに。
僕の心は受け取られることなく、僕の中にたまり続けるだけや。
片思いは辛い。
切ない。
その切なさを、アイツに八つ当たりにして返す。
「ほんなら・・・頑張ってくれるやろ?」
僕は満面の笑みで言う。
アイツは怯えたまま、それでもこれから僕がすることを受け入れるために目を閉じた。
僕の恋人はなんだってさせてくれるんや。
僕達は片思いのまま、それでも身体を繋ぎ続ける。
それはとても切ない。
「愛してる」
そう言わなかったんは、僕の優しさやった。
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