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ⅩⅡ思い出せないけれど、好き14
「嬉しいよ。蜜を滴らせて受け入れる準備をしてくれてるんだな」
チュッ
「あふ」
唇から差し込まれた舌に絡め取られる。
下着が一目瞭然で濡れているのが分かる。口づけをされて、また濡れ始める。
「おちんこの汁とおすまんこの汁でグチャグチャになってる。……なぁ、どっちの汁をいっぱい出してる?」
チュウ
はみ出した下の毛を摘んでいた指を強く吸った。
「なんだ?君も舐めてみるか?」
つんっと鼻頭を指が突っついた。
「ほら」
差し出された指をぱっくん。
「お口の中、あったかい」
指が中から上顎を撫でてくる。
「ふぅーふぅ~」
時々苦しくなって、上手く息が紡げなくて。でも、苦しいだけじゃなくて。
口の端から垂れた唾液を、柔らかい唇が小さな音を立てて拭う。
「君の味がする」
ねぇ、それってどんな味?
「そうだな。体の奥に熱が灯る感じかな。淫らで甘くて美味しいよ」
また、垂れてきた……
囁いた舌先がチロリと舐める。
「君もちゃんと味わっているか。俺の指はどんな味だ?」
なぁ、どの味が濃いんだ?
「先走りのちんこ汁と、雄の蜜壺から溢れるマン汁。どっちの味がする?」
なぁ、どっち?
フゥゥーと熱い息が耳のひだにかかった。
「俺の味しかしないよな。だって俺の指、お前を味わい尽くして、唾液まみれだからな」
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