13 / 14

第13話

もっとエロく書きたかったけどセトナにはこれが限界です。 頭が真っ白になったと思えば朱雀様が私の方へ倒れこむ。 2人共息が荒い。 でも、もう朱雀様の事が怖いなど思わなかった。 何だろう、このじんわりと胸が温かいのは。 これはいったい。 しばらくの間2人で体を密着させながら息を整えていた。 初めての行為に息が上がっていたのがおさまってくると、朱雀様の髪の毛がほおをかすめてこそばゆい。 朱雀様は俺の胸の上で頭を擦り付けて甘える子供みたい。 「朔弥可愛い。俺だけの大切な朔弥。朔弥は俺の事をどう思っている?こんな行為をした俺は嫌い?」 無意識に朱雀様の髪を撫でながらゆっくりと私は話し始める。 「上手くこの感情を伝えられるのか分かりません。私は朱雀様の事が怖いだなんて思ってません。嫌いでもありません。朱雀様と一緒に居るといつも身体の奥がぽかぽかしてます。今はどう言ったら良いのでしょうか、この手を離したく無いです」 すみません朱雀様何か支離滅裂な答えしか出せません。何言っているのか自分でもわかりません。 「そっか、朔弥の内ではすでに答えが決まっているな。焦らずにゆっくりと考えたら良いけれど俺はもう限界」 むくりと起き上がった朱雀様はソファーのサイドテーブルの引き出しに手を伸ばしていた。 私はまだ体がだるくて動けないので朱雀様の行動を見ているだけだった。 「何がどうなのですか?」 「朔弥の中に入りたくて仕方ない。痛いかもしれないけどなるべく配慮するから」 取り出したのは簡易用の四角い灰皿ケースに透明な液体の入ったチューブに針の無い注射器? 何に使うのかさっぱり分からない。 「朱雀様あのですね、違法行為はダメだと思うのですよ」 注射器とか 注射器とか 注射器とか 「ああこれね。もしかしてこの注入器の事?違法では無くて、むしろ合法な物だから大丈夫」 手にチューブから出された物を注射器に吸い取ると灰皿ケースから四角いパウチが出てきてそれをちぎると。 あれはいくら何でも私だって知ってる。ゴムです。性行為に使うやつ。 「これで後は朔弥の腰にクッションを置いてと。ははっ良い眺め、朔弥のが良く見える。ダメだって足を閉じるのは」 恥ずかしさのあまりに足をくっつけると朱雀様は無理矢理足を開こうとさせる。 「流石の朔弥でも分かったみたい。でも後には戻れ無いのも分かってるでしょ。ささやかな抵抗ばっかりするなら先に思考をどうにかするか」 さっき持っていたチューブを私の胸にぽたぽたたらす。そしてマッサージする様に胸に手を滑らす。 しだいに体がぽかぽかしてきて酷く胸の飾りをくちゅくちゅ音を立てながら揉み込まれる。 「やっあ、あっあっ音がぁ」 朱雀様の指はたくみに動かされて、私は何もできないまま、体がうずいて胸がドキドキ鼓動が熱い、勝手に腰が揺れる。 「どう?観念したみたい。足が少し開いてるね朔弥自身が先走りしてぐちょぐちょになってソファーに落ちてる」 足を退けて朱雀様はさっきの注射器を私の蕾にあてがうとゆっくり内に抽出する。 「こうしないと朔弥が傷つくから。しっかりと馴染ませて」 つぷっと朱雀様は指を入れてゆっくり内をかき混ぜる。 「凄いね、指3本も入ってる」 ぐちゅぐちゅとさっきよりも大きな音を立てて私の内が犯されていく。しばらくすると3本の指がバラバラに動き始めて、私の内のある部分をかすめた。 「はうっ」 体がくの字に跳ねて朱雀様がくすりと笑う。 「朔弥のいいトコはここ?」 と執拗にピンポイントである所をこする。 「さわった、ダメ。頭ふわふわ、ひぃっく、はぁぁぁ、ああん。またいっちゃう、だからわたし壊れ」 「だったら壊れてみて?」 悪魔のささやきがした瞬間瞬間、ぐちゃっと指が抜かれ代わりに朱雀様の太くて大きな物に突き上げられる。 「くはっ!お、奥に、当たってああん、はあはあ、もどかしい」 「それならお望み通りに」 っ!奥まで入る激しいピストンに体がガクガクして自分の体では無いみたい。目の焦点はもう合っておらず、朱雀に腰を持たれてさらにピストンが強くなる。 「あっひゃあ、あっあっ朱雀さま」 ビクビクと失神になりそうになりかけ、朱雀さま自身をくわえ込んで喘ぐ私。 淫ら過ぎて朱雀様が引いてないか気になる。 「朱雀さまぁーイクっ、イちゃう。怖いでっす」 「何が怖いの?朔弥俺のをくわえてとろとろになってて可愛いらしい。大丈夫朔弥。俺がずっと居る、この手を離したりはしない。永遠に俺だけの人だ。っ俺もくる!」 「すっざく、永遠にですよ」 朱雀様がはっとした顔てこちらを見た時には私はもう彼の物を受け止めて意識が飛んだ後だった。

ともだちにシェアしよう!