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うわぁ、早くもちゃんぽんって…… ピッチ速っ! 「課長ちょっと待って下さい。 日本酒飲むなら熱燗にしますか?それとも冷で?あ~でも今、寒いから熱燗の方が体暖まりますよね、どうしま……課長? えーっと…あの、なんですか?」 返事のない課長が気になって見れば ジーーッと俺をガン見 ヤベッ、俺なんかしたか? 「佐和、お前モテんだろ?」 「へ?なんすか突然……いや、モテないですよ」 「ぁあ?テメェ、嘘付くんじゃねー! 良く気ィ付くは、料理出来てさらに顔も悪かねぇってくれば、モテてあたりまえだろーが。 喧嘩売ってんのか佐和ぁあ!」 「売ってませんって、課長酔ってるんですか?」 「酔ってねぇし俺がそう簡単に酔う訳ねぇよ。 それよりも誤魔化すなよ、あっ! そうかお前、好きな奴居るんだろ?」 「好……ぶ~ーーーッ!!!」 「うわっ、汚ぇ!!酒吹くんじゃねぇ!」 好きな奴 まさか課長からそんな事を聞かれるなんて露にも思わず 俺の挙動不審ぶりは目に見えて明らかだったみたいだ

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