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第7話 - ①
佐和くんの一日
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目を覚ますと
か……
か、かッ
(可愛いよぉおおお!)
俺の隣りで気持ち良さげに眠る裸の課長に朝から釘付け
よっぽど良い夢を視てるのか、いつものしかめっ面は無く
ときおりフワリと頬が緩む表情に
俺よりガッシリとしたその体に付けた無数の紅い印に
ピンッと勃ち上がった乳首に
ムラムラと沸き起こる欲望
今すぐこの腰を引き寄せて、俺のモノを美味しそうに締め付けて絡みつく課長の中に挿れたー…
(と、ここは我慢ッ)
そんな課長から視線を外し、音を立てない様に起きるのが朝6時30分
俺の一日がスタートする時間だ
「おはようさん…」
「あっ、おはようございます課長っ。
朝ご飯出来てますよ!今、よそいますね」
「ああ、ありがとうな佐和」
和食好きである課長の喜ぶ顔が見たくて自分が好きでやってる事。
頬っぺたいっぱいご飯を頬張って、モキュモキュと食べる姿がデッカいハムスターみたいで可愛い過ぎて……
「あ、……佐和あのよ……昨日」
まさに課長がハムスター状態のその時
気まずそうに俺の顔を見てきた
「はい?何ですか?」
「昨日の記憶がねぇ……酒呑んでいた所まで記憶あるんだが」
「あ~~、昨日、ですね…普通にお酒呑んで、寝て…ましたよ」
「そうか」
すぐさまホッとした顔になったけど、本当は……
(ガッツリとヤりまくりましたよ、そりゃあ何度も…)
酔った課長のデレ攻撃に何かしないなんて出来なく、とはいえ抜かずの中出しハメまくりとか、さすがに言えない
「いやな、身体中に痕があるしな…し…尻も変な感じしてよ…」
「え…えぇえっ!?そ、それって、今も昨日の余韻が残ってるって事ですよね!
課長、挿れられるのがすっごく気持ち良くなってー…」
「佐和やっぱテメェ、ヤりやがったな腰痛ぇんだよ!」
「あ……痛、うがッ!!っ、……す、すいませんッ。で、でも課長が激しいのが良いって言ったのでー…」
「言うかボケぇえええ!!」
いや、連呼してましたから
とは言えず、朝からど突かれて8時頃一緒に家を出る
家を出る時、キスをしようとしたらまた殴られた
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