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第11話 - ①

課長との再会 ■■■■■■■ 「かッ!かかか課長ッぶぶぶ無事ですか!!」 「おぉ佐和、お疲れー…は?」 「あいつに変な事されたんじゃッ、あ、いやっまずはただいま帰りました!で、で、大丈夫でしたか?あ、そうだこれお土産です。それで、」 「佐和待てッ、おい、」 「まさか押し倒したりされませんでしたよね!あ、あとお酒と合う珍味も買って来たんです。 いや、それよりも、あいつにどこか触られたり… 課長、敏感なところ多いから俺、心配で心配で…、心配と言えば、作り置きした料理は口に合いましー…」 「さ、佐和…ちッ、だからっ落ち着けや!!」 「あだッ!!」 課長の家に着いて、1週間ぶりの課長の顔を見た途端に色んな感情が湧き起こり 玄関で課長に詰め寄った途端、頭に鉄槌が下された 「改めて、ただいま帰りました…」 「ああ、ご苦労さん」 そして今、腰を落ち着け テーブルにお土産等々に仕事の報告と済ませた所 何故か俺は正座で、真正面の課長は腕組み 1週間ぶりなのに、甘い雰囲気となるはずは一切なく… 「で?誰が誰に押し倒されるんだ?」 「や、…その…」 「誰のどこが敏感なんだ?」 「あっ、それは耳とか乳首とかは特に課長が好きな部分ー…」 「ぁあ?んだって!」 「ひぃッ」 眼光鋭く睨む目 これから30分近くは怒られる事を覚悟した時 「いや…そうじゃねぇ。1週間、ご苦労だったな。あとそれと…飯、上手かった」 「か、かかか、課長ッ」 少し照れた感じで、ポツリと零す課長に激励の言葉を言われて、嬉しすぎて疲れが吹っ飛んだ

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