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第6話 過負荷(3)(*)

 ハナにできるのは、羞恥の上塗りを繰り返しながら、テラの掌の上で文字通り踊ることだけだ。  まだ、発情には至っていなかった。  でも、こんなことを繰り返せば、いつかは──。 (こんなに、感じてしまうなんて、怖い……)  ハナはテラの手管に、翻弄されるまま、思った。
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