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第7話
家に着いた俺はすぐに自室へ入りこの時のために買っておいたヘッドホンを用意し、もう準備満タンだった。
『BLCD 時枝七彩』検索
BLCDの出演はあまりないようだ。
しかし、視聴回数がどれも何千万回とすごい回数だな。
確か、さっき話していた高校生たちがテレビに出ると言っていたな。
それは何時からなんだ。
よし。
「伊藤!今日の夕方から俺はテレビを見る。」
伊藤は少し驚いた顔をし、
「かしこまりました。しかし、康太さんがテレビをご覧になるなんて何かあったんですか?」
「ああ。俺にとっては最重要事項だ。時枝七彩という男が出る番組を把握し、録画しておけ。」
「かしこまりました」
決めたぞ。今日は大学に行かないことにする。
早速、時枝七彩さんが受けのものを視聴する。
「ほう、学園ものか。」
BLについていろいろ調べていてよかったと思う。
『こんなに、んっ、おっきいの、入んないぃ!』
おぉ!これが聞きたかった!
そうするとムクムクと大きくなる俺自身。
どうしたものか。
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