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◇幸せすぎ*圭 3※

「……オレが居ない時にあんまり飲まないでって言ってるだろ?」 「……た、か……」  正直なとこ、  わーん、ほんとにごめんなさいー!……とか、言いたい気分なんだけど。  さすがにアホみたいでどうかと思うのと。  しゃべろうとすると、口、塞がれて、全然言葉が出せない。 「……んん……ん、ぅ……っ……」  ……高瀬とのキスは――――……気持ちいい。 「……んぅ……」 「……気持ちいいって顔してる……」  ふ、と笑われる。 「……っ……」  つか。  ……怒ってても。  声、優しくて、甘いって……何なんだ。  ……好きすぎて、ほんと、困る。 「中、何本入ってるか、分かる……?」 「……っわかん、ない……」 「……まだ2本。これから、3本目ね……」 「……んっん、あ……っ」  中で少し乱暴に動かされる。けど――――……だめだ。オレ、高瀬に何されても、きっと、気持ちいいんだ……。 「……っ……ひ、あっ……っ……」  中の、気持ち良い所を、何度も擦られて。 「ん……ンっ……」  擦られるたびに、体が震えてしまう。   「まだダメだよ……まだ堪えて」 「……っ」  ぶる、と首を振る。 「……む、り……た、か……っ」  指が、奥まで入れられて、唇、噛みしめる。 「唇、噛まないで。上むいて」 「……っ……」  上向くと、また、キスされる。 「た、かせ……」  呼ぶと、唇の間で、くす、と笑われて。  舌が、ゆっくり、絡む。  あ、もう……好きすぎ……。  いまだに見つめられるだけで、ドキドキするし。  触れられてると思うだけで、体が、反応する。 「……っふ、っぁ……―――……っ」 「――――……絶対、抵抗できないだろ……織田」  そんな声に、高瀬を見上げると。  ちょっと、む、とした顔してる。 「……え……?」 「――――……オレ以外に触られても……抵抗できる気がしないんだけど」 「……っっ」  理解した瞬間、ブルブル首を横に振る。 「……できる、し……っ」 「……できるかなあ……」  そう言いながら、高瀬に中を激しく擦られて。  のけ反った唇を塞がれて、舌を奪われる。 「……んン……っ……ん、ぅ……あ……」  体が熱くなって、また涙が浮かんできて。  ぶる、と震えて、高瀬にしがみつく。 「――――……すぐ気持ちよく、なっちゃうし……」 「……んっ……っ……」 「織田、ちゃんと立ってて。……中の石鹸、流すよ」 「――――……っ」  指で、開かれて、シャワーを当てられる。 「……や……っ……やだ、やめ……」 「我慢して……」  ちゅ、と頬にキスしながら。  なだめるみたいにしながら、中、流されて。  ぞくぞくして、体が、勝手に、ビクビク震える。 「中、気持ちいい?……」 「……んん、ん……」    どうしようもなくて、小さく頷くと。  また奥まで指が入れられて。  のけぞる以外にもう、出来る事なんて、何もない。  上向くとすぐ、かわいい、と囁かれて、唇が重なってくる。  怒ってるらしい、高瀬は。  いつもより少し、意地悪で。  少し強引で。  でも、やっぱり、めちゃくちゃ、優しくて。  ……大好きすぎて。  そう思ってると。  なんか、涙が、じんわり、浮かんでくる。  

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