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15-2
「お、俺にも」
「別にいいけど」
カメラ越しに茄治を見てたら、変な気になってくる。
「兄さん?」
写真を撮りながらかっこよすぎる茄治にくらくらした。
朝から欲情してる場合じゃないのに。
「なんかやばくない?」
気付かれた。
「何たってんの?」
「ねえ、茄治、学校」
ごまかそうとした。
「もうさ、どんだけやばいの?」
うるさい。
「昨日あんだけやったのに」
「茄治」
「俺も我慢できなくなるだろ」
学校行かないとなのに。
「触ったら駄目」
と言ってるのに、俺の下半身に触れてくる。
「兄さん顔がやらしい」
だってしょうがない。もうずっとやりたくてたまらない。
「時間ないから」
「散々煽ってそれ?」
茄治がおさまんないような顔をするので言った。
「口でやったげる」
「あっちょっ」
久しぶりの茄治のを口に入れてもてあそんだ。くちゅくちゅと卑猥な音を立てながら口の中で上下させる。
「なんかうまくなってない?」
「そう?」
「他の奴にやったりしたの?」
「あっへない」
茄治にしかそんなことしない。
「やらしい音」
つばをいっぱい出して、舌で転がして。茄治のをいっぱい含みたい。
「やばっ」
あんだけやったのに、口の中に生ぬるい液体が入ってくる。
躊躇せず全部飲み干した。
「やっぱ飲んでるじゃん」
「いいの。俺は」
茄治のもの全部欲しいから。
「いい加減学校行け」
「兄さんは?」
「さっき写真もらったし」
「えー。それで抜くの?」
それには答えずに言った。
「学校終わったら連絡して」
「え?」
「今日休みだから」
茄治は笑って「わかった」と言った。
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