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「お、俺にも」 「別にいいけど」  カメラ越しに茄治を見てたら、変な気になってくる。 「兄さん?」  写真を撮りながらかっこよすぎる茄治にくらくらした。  朝から欲情してる場合じゃないのに。 「なんかやばくない?」  気付かれた。 「何たってんの?」 「ねえ、茄治、学校」  ごまかそうとした。 「もうさ、どんだけやばいの?」  うるさい。 「昨日あんだけやったのに」 「茄治」 「俺も我慢できなくなるだろ」  学校行かないとなのに。 「触ったら駄目」  と言ってるのに、俺の下半身に触れてくる。 「兄さん顔がやらしい」  だってしょうがない。もうずっとやりたくてたまらない。 「時間ないから」 「散々煽ってそれ?」  茄治がおさまんないような顔をするので言った。 「口でやったげる」 「あっちょっ」  久しぶりの茄治のを口に入れてもてあそんだ。くちゅくちゅと卑猥な音を立てながら口の中で上下させる。 「なんかうまくなってない?」 「そう?」 「他の奴にやったりしたの?」 「あっへない」  茄治にしかそんなことしない。 「やらしい音」  つばをいっぱい出して、舌で転がして。茄治のをいっぱい含みたい。 「やばっ」  あんだけやったのに、口の中に生ぬるい液体が入ってくる。  躊躇せず全部飲み干した。 「やっぱ飲んでるじゃん」 「いいの。俺は」  茄治のもの全部欲しいから。 「いい加減学校行け」 「兄さんは?」 「さっき写真もらったし」 「えー。それで抜くの?」  それには答えずに言った。 「学校終わったら連絡して」 「え?」 「今日休みだから」  茄治は笑って「わかった」と言った。

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